余命3カ月 | まろんの心言~あなたの心に虹をかける~

まろんの心言~あなたの心に虹をかける~

 心の在り方について学んだこと、日々の生活の中で気付いたことをユーモラスにときにはちょっぴりおセンチに綴ります。(心屋認定リセットカウンセラー・かのんマスター47期卒)

いまや、二人に一人が

がんに 罹る時代。

 

よっぽどの高齢や若年齢でない限り、

告知して 本人自ら闘う方向のようだ。

 

でも 23年前ごろは、まだまだ。。。アセアセ

 

生前 TVで 有名人が 自分のがんを

告白した ニュースを見てて、

 

『お父さんは、いややな。

ショックすぎて 耐えられへんわ~』

 

その数年後のことだった。

 

私も社会人二年目で、やっと

いままでの恩を返していってる矢先だった。

 

父自身は、

その半年前に 体力的な理由で?離職し、

転職活動をしていたとこだった。

 

ステージ4で、余命3カ月。。。

 

一応手術はしますが、全摘できるかどうか、

ほかに転移しているのか、もしくは 

今後するのかは、わかりかねると。ショック

 

5年間 再発しなければ、

ひとまず安心ですが。。。

 

あ~なんで気がつかなかったんだろう

私ったら 自分のことばっかり、

 

仕事がいやや~上司がむかつく~

彼氏とケンカした~

 

スキーだ~、海外旅行だ~って

遊ぶことばかり~ぶー

 

よく考えたら、

父と一緒にどこかに出かけることも

全然してこなかった。

 

それよか 

一緒に食事すらしてない。。。

 

毎日毎晩 遊びほうけて、

金さえ家に入れればええ と思ってた。

 

この数年(私の遅い反抗期)、

どんな思いでどんな毎日を生きてきたのか。

 

同居しているのに 父の健康に 異変に

なんで こんなになるまで

気がつかなかったんだあ~えーん

 

どんだけ、そのしんどさ 我慢してたのか。

 

私の ばか馬鹿バカ~あせる

 

どんなに悔やんでも 後悔先に立たず。。。

 

何も手を打つすべがなく、

ただただ、医者やがんの為すがまま。。。

 

なんとか 3カ月で退院し、

その後 数回入退院を繰り返し、

 

一年満たずして 息をひきとりました。

 

54歳でした。

 

離婚して 男手ひとつで 

私たち年子の姉弟を 育ててくれて 

(ここが海老○さんと重なる)

 

やっと ふたりとも 社会人になって 

 

これから 自分の第二の人生を

生きようとしていたところだったのに。

 

もう 父の無念が 悔しくて 可哀想で

残念で しかたなかった気持ち、

 

いま改めて 感じています。。。ぐすん

 

この秋で 二十三回忌かあ。。。

 

この10年 いろいろありすぎて、

お墓参りは、弟家族にまかせっきり。。。

 

あの おおきな愛とぬくもり、安心感は

何モノにも 替えられず、

 

どんなに切望しても 得られない。。。

 

本当に いとおしくて 切ないもんです。。。汗