始業のベルが鳴る前 デスクに向かう頃
太陽の季節が音を立てて去った
頷いて前髪整えたかも
急速に色彩は禁じられてゆく
帰り道スリコのBluetoothイヤホンで流れる音楽に足を止めてはひとり
今にも”あなたと生きてゆく”が流れてきそう
真夏の終業間際あの給湯室
僕らの精一杯の淡い恋を乗せ
今でも思い出してしまいそうな
永遠に不滅 非モテコミットは残酷だな
なんとなしに仕事して数年が過ぎた
同じ部署の中でああ 君の指に触れた
走馬灯の行方を僕は追いかけ
3年前の忠告を聞き逃してしまう
微かだけれど春の匂いを受けながら
離別れのリズムどちらともなく爪弾いて
オンリーワン中毒？と問われてももうわからないよ
誰しも美しすぎる罪を編み上げながら
あした恋人に出会うような
そんな予感に胸膨らませていた
いつかこの堪え性のないマインド
すこし遅すぎる青春 愛を避け
真冬の残業 2秒止まった時間
僕ら見逃して蒼い夢の機微
今では思い出すはずもないさ
永遠に不滅 非モテコミットは残酷だな
不滅 非モテコミットは残酷だな
不滅 非モテコミットは残酷だな