アニメ映画 -ボックストロール- | くいものBar The Twisted Wheel-都留ツイステッドホイール-

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本日紹介するのは

 

「ボックストロール」

THE BOXTROLLS

 

 

■あらすじ

チーズブリッジの町には、夜な夜な地下から現れては、子供を襲って食べると言われている、ボックストロールという名のモンスターたちがいた。

その存在を恐れるラインド卿は、害虫駆除業者のスナッチャーに彼らの退治を依頼。

しかし実際は、夜の町でゴミをあさって、発明に明け暮れる毎日を送る平和なトロール達。

トロール達が次々捕らえられてゆき、地下で彼らと暮らしていた人間のエッグスは、ボックストロール達の救出のために地上にあがる。

そこで目にした人間社会とは・・・

 

 

■スタジオ ライカ(Laika, LLC)

アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、アニー賞など、発表した全ての作品が受賞もしくはノミネートされています。

ストップモーションアニメが好きな方には、説明の必要のない製作会社です。

ティム・バートン監督コープス・ブライド(2005年)の製作に関わって、注目をあびました。

 

※2012年にblogで紹介→コープスブライド紹介記事

 

※ツイステッドホイールでは、コララインとボタンの魔女 を毎年ハロウィンシーズンに流すくらいに好きな製作スタジオ

※2018年のハロウィンからボックス・トロールを流しています

 

■日本では未公開&未ソフト化作品

大好きな製作スタジオの作品でしたが、日本では公開されず、国内版のソフト化もされず...

ずっと観たかった作品でした。

2018年に公開され、大ヒットした「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」!!

 

日本国内でもスタジオ ライカの名前が注目を浴び、「ボックストロール」が単館(ライカ特集上映)ですが劇場公開、そして待望のソフト化されました。

大興奮です!!

 

■造形・カメラなど映像に関しては、スタジオ ライカ最高傑作

KUBO/クボ 二本の弦の秘密の映像も凄かったのですが、ボックストロールの方が、凄いです。

 

キャラクターのクセの強さ・豊富さ・数の多さ(手間が増える)

舞台となる街の異様な空気感(かなりダークファンタジー)

トロールの地下世界の美しさ・楽しさ(すごく素敵)

凝ったカメラアングル

見事な照明技術

きちんと人形を動かしているアナログ感(←大切)

 

KUBO/クボ 二本の弦の秘密では、あまりに映像が見事過ぎてCGに見えてしまって、とても残念でした(人形も少なかった)。

 

ピクサーアニメがバグズライフから作品を重ねるごとに映像が凄くなっていった様に、ライカの作品もどんどん映像が凄くなっているのですが、そこは良い意味でアナログ感がないと・・・と個人的には感じます。

 

ボックストロールは、アナログ感のバランスが素晴らしく取れている作品です。

 

■細かい設定と前ふり

トロールに育てられた人間が、人間として生活できるのか?

→プロローグで、トロールはぬいぐるみやレコードなどを赤ちゃんの時から与えて、人間として育てる

→トロール流の子育てに、なるほど!と感心してしまう

→主人公は人間の言葉がへたくそ

→主人公は人間としての常識やマナーが欠落している

 

様々な「謎」(設定)が中盤で明かされる

→人間社会に拒絶され、トロール達からも恐れられる主人公

→なぜトロールは、人間の赤ちゃんをさらったのか

→脇役・エキストラ的なキャラクターも含め、それぞれの心持ちが丁寧に描かれている

 葛藤するもの、染まるもの、流されるもの、信念を持ち続けるもの、成長するもの・・・etc

(素晴らしい群像劇)

 

■英雄活劇ではない素晴らしさ、エピローグの何とも言えない幸福感

主人公は、悪者退治をしません。

「やめなよ、自分で変わるんだ」と説得します

 

「これが、俺の運命なんだ」

と言う、悪役の悲しそうな目、念願の目的を果たした幸せそうな目

(念願を果たしたはずなのに、絶望している)

 

ライカの作品の中では、最もメッセージ性、社会風刺の強い作品です。

特に広場で演じられる演劇のオチなど、かなりキツい風刺・・・エピローグの演劇も。

演劇の部分は、最後のエンドロールの「語り」に繋がっています。

(その情報が本当かどうか、誰かの都合良く変えられていないかなど、多くの人が気づきもせず、確認などしない)

 

「その街」に住む上流~一般人、主人公や悪者まで、すべての人々の恐ろしさ、滑稽さ。

 

そんな人々の話が進むにつれ、可愛らしく見えてくるトロール達。

「気づき」を得て、成長するトロール達。

 

エピローグの、どこか悲しみの漂う幸福感。

その空気感とピッタリ合ったエンディングの音楽。

そして、最後に語られる(ひねりのない)話(ひょっとしたら、私たちの世界もそうなのではないか?)

ひねりがないから気持ち良い余韻あるエンドロール。

 

アマゾンのレビューで、全くわかっていない人がいてイラっとしたので、ちょっと感情的な、反論的な記事になってしまいました(汗)

 

素晴らしい作品です。

他にはない お話と空気感、素晴らしい映像で、大満足&大推薦の作品。

 

是非とも!!

 

■YOUTUBE予告

 

 

「ボックストロール」

THE BOXTROLLS

 

 

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