「生ビールのメニュー表示」

最近、若い方から「生中」って何?と聞かれ
「生中とは・・・」とずいぶん長い講釈になってしまったり
2012年7月29日付の
読売新聞の経済面「いっぴつ経上」
というコーナーに
「中ジョッキの固定概念」という
記事が書かれていたので
良い機会なので「中ジョッキ」について
紹介したいと思います。
読売新聞の記事を書かれているのは
読売新聞編集委員の安部順一氏
阿部氏は
「心なしか最近の中ジョッキはすぐに空いてしまう」
ことが気になり関係者に聞いてみたそうです。
実は、中ジョッキは年々容量の小さなものに
変更されているのです。
これは、飲食店関係者には周知のことなのです。
国内の「生ビール」の歴史は後日blog記事に書くとして
ここでは容量に絞って説明します。
1パイント(568ml)など
容量が明確な欧米のジョッキ(グラス)と違い

日本国内では「大」「中」「小」と
容量の比較表示が一般的です。
メーカーによりばらつきがあるにしても
高度経済成長期(1960-70年代)は
大ジョッキ=1000ml
中ジョッキ=500ml
小ジョッキ=330ml
で、メーカーや飲食店は固定されていました。
それが、1980年代のバブル期に登場し大ブームとなった
今や愛好家も多い有名某銘柄が
435mlの中ジョッキを登場させ
中ジョッキの定番の大きさとなりました。
※この銘柄は様々な革新的なプロモーション・営業活動や流通革命によってシェアを拡大しました。
年々中ジョッキ(メーカーからの無料支給)は
スリム化&小型化していましたが
さすがに限界がきたのか
ジョッキの形もひょうたん型や
外見は円柱のままで中の形を変えて
容量をパッと見判りにくくするなど工夫しています。

それでは現在の容量はどのくらいなのか?
現在の中ジョッキは330-380mlです。
なぜ容量が減ったのでしょうか?
●ぬるくなる前に飲み切るため
(日本ではビールは冷たいもの)
●ビール愛好家自体が減少
(大量にビールを飲むお客様が減少)
●アルコール飲料の選択肢の増加
(色んなものを少しづつ飲みたい)
●生ビールのメニューの価格表示を下げるため
(仕入れが安くなったわけではない)
●価格据え置きで利幅を増やすため
●ジョッキの収納力の改善
(ジョッキはかさばり、洗浄も大変)
その他にも理由は色々ありますし
飲食店によって狙いは様々だと思います。
現在では、「発泡酒」や「第三のビール」など
従来のビール以外に
「ビールのようなアルコール飲料」の
選択肢も増え、定番化しました。
そこで登場したメニュー表示が
「生中」です。
メニューには「生中」としか書かれていないのです。
数年前なら
「生中」=「生ビールの中ジョッキ」
という意味でしたが、現在は違います。
「発泡酒」や「第三のビール」でも
「生」とうたっているものが多いのです。
CMやメディアで「生」と
連呼することによって定着しました。
(嘘はついていません)
技術も飛躍的に向上したので
カナダやアメリカのライトなビールに
匹敵する味の銘柄もあります。
そんな歴史と現在がある
「生中」はお客様が頼みやすく
お客様の「固定概念」を
利用することによって
お店側にもいろいろと嬉しい
メニュー表示なのです。
こういう「固定概念」を利用したネーミングは
「ウーロンハイ」でも言えます。
※過去blog記事「ウーロンハイ」はこちら
当店ではビールは容量と銘柄をきちんと表示しています。

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