「めぐりあう時間たち
-The Hours-
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■2002年アメリカ
■監督
スティーヴン・ダルドリー
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■脚本
デヴィッド・ヘアー
■原作
マイケル・カニンガム
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■出演
ニコール・キッドマン/ジュリアン・ムーア/メリル・ストリープ/ミランダ・リチャードソン/ジョン・C・ライリー/エド・ハリス
■あらすじ
1923年のイギリス・リッチモンドでのヴァージニアの1日
1951年のロサンゼルスでのローラの1日
2001年のニューヨーク・マンハッタンでのクラリッサの1日
「私が花を買ってくるわ」とダロウェイ夫人は言った。この書き出しから始まる小説『ダロウェイ夫人』を1925年に書いた女性作家ヴァージニア・ウルフは、1941年に夫レナードへ感謝の書き置きをして川へ入水自殺した。
1951年ロサンゼルスで、妊娠しているローラ・ブラウンのことを夫は気遣う。ローラは『ダロウェイ夫人』を読んでいた。誕生日の夫のお祝いを息子リッチーとしないといけないと思う。が、なにかがうまく行っていないと感じていた。
1923年イギリス・ロンドンのリッチモンドで、ヴァージニアはあの『ダロウェイ夫人』を書き出していた。ダロウェイ夫人の1日を書こうと思いついたのだ。
2001年ニューヨーク・マンハッタンで暮らすクラリッサ・ヴォーンは、詩人で小説家である友人のリチャードのために花を買いに行く。花束は賞を受賞したリチャードの受賞祝いのためのもの。彼はHIVウイルスに侵され死が迫っているが、花屋の主も本のことを知っているくらい有名なのだ。クラリッサは『ダロウェイ夫人』とあだ名されていた。
■YOUTUBE
■解説
「たくさんの愛と驚きと時間たち、そして感動。人生はいつもミステリーに満ちている」
2003年第75回アカデミー賞に9部門ノミネート。二コール・キッドマンが主演女優賞受賞。その他世界各国で様々な賞にノミネート、受賞。
原作はピューリッツァ賞などの賞を受賞しています。
それぞれの時代のコントラストを出すために、それぞれの時代の衣装であったり調度品などの小道具なども抜群のセンスでコーディネートされています。
個人的には1920年代のイギリス男性のファッションと1950年代の女性のファッション、家具や小物雑貨に抜群のセンスを感じます。
「リトルダンサー」のスティーヴン・ダルドリー監督作品ですが、少年のサクセス・ストーリーを温かい視線で描いた「リトルダンサー」に対し、この作品は暗く、重く、切ない映画です。
おそらく、観た人全てが感動するわけではなく、苦手な方も多いであろう作品です。
■リトルダンサー予告(Billy Elliot/2000年)(YOUTUBE)
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■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely Loud & Incredibly Close/2011年)(YOUTUBE)
スティーヴン・ダルドリー監督はベストセラーの原作を実写化することを長けています。原作を読んで映画を観ても、映画を観てから原作を読んでも(舞台を観ても)、それぞれに感動できます。
舞台監督や様々なメディアでの経験があるから・・・それにしてもすごいと思います。
この映画に関して注意しておきたいのは、登場人物も女性・子供が多く、女性主観で描かれていて男性には理解できない女性心情や行動も多く描かれていて、男性には???な部分が多いので男性は感情移入はできないと思います。
ショッキングな冒頭のシーンから始まり、(女性の一生が凝縮されている一日が描かれる)小説『ダロウィン夫人』の書き出しからストーリーが「シンクロ」して始まっていきます。
それぞれの置かれている状況を「説明しすぎることなく」説明していく丁寧な前半。3人それぞれの抱える「心の暗闇」が爆発する中盤。
傍らには「子供」がいて、子供は敏感に「死」を感じ取り、そして「愛」を口にします。
光と影の使い方が最高に素晴らしく、音楽による演出と重なり、「状況・心情説明」をし過ぎることなく観客に伝えてくれます。
「他の人間の価値を際立たせるために死ぬ。コントラストなのよ。」と女性作家は言います。
3人の人生が時間を越えて一気に絡み合って行く終盤。特殊メイクも素晴らしく、違和感なく時間を超えられます。
そしてラストは冒頭に戻って行きます。
生と死、同性愛、精神疾患など、どちらかというと暗いことしか描かれていない作品なので、観る人を選ぶ作品です。
それぞれが「ああするしかなかった。できることをした。誰も私を許さないでしょう」と考えますが、それぞれの三者三様の選択はきっと全てが正解で、全てが不正解なのだと思います。
そもそも人生に正解など、あるのでしょうか?
そもそも自分の居場所など、あるのでしょうか?
なぜ、それほどまでに「完璧」を求めて「不完全」を受け入れないのでしょうか?
「あるがままを理解し、受け入れる。あるがままを、愛し、そして…」
とても暗く、まったく共感できない、到底、納得などできない。
そして、あまりにも素晴らし過ぎる映画です。
言われすぎるぐらい言われていますが、敢えて言います。
3人の女優たちの演技が素晴らしいです。本当に凄いです。
花屋役などの脇役含め、登場人物全てが素晴らしい演技を見せてくれます。
(きっと、監督が凄いのでしょう)
監督、原作者、出演者のコメンタリー(裏話・解説)もDVDには収録されていますので、購入をオススメします。
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