自分の仕事はタクシー運転手。
営業エリアは都内特別区及び武三地区。
特別区とは23区内のことで、武三地区とは武蔵野市の武、三鷹市の三のことである。
こんな事を知っているのは、タクシー運転手か関係者のみで、一般の人が知ってても、なんの役にもたたない。

給料は完全歩合制。
基本的に売上のだいたい60%程度が運転手の取り分。

例えば月に50万の売上があれば、30万が給料。
そこから、社会保険料や税金、組合費、手数料がなんだかんだ理由をつけてボソボソ引かれて振り込まれる。


朝8時に出庫して、翌日の朝4時まで(B勤務)が通常の勤務時間で、それを月に11~13回乗務する。

自分は遠距離通勤で、朝寝坊なので10時頃出庫の6時頃帰庫(E勤務の変則)。

20時間くらい乗務すると明け番で一日お休み。

寝ようがパチンコ行こうが、バイトしようが自由。

この明け番がタクシーの魅力で、自分の場合はバイトに行くか、飲んだくれるか。

景気のいい時は、70万以上の売上がありタクシーの給料だけで生活出来たが、リーマンショック以来、売上がた落ちで、都内のタクシー運転手の平均手取り給料は16万しかないらしい。

私はそれよりは多いが、タクシーだけで生活していくのは厳しいのでバイトいている。

タクシーの仕事自体は、簡単でお客様を乗せて目的地まで安全にお送りするだけ。

道順はほとんどお客様が教えてくれるし、最近はナビが付いているので難しくない。

一年もやれば一人前になるし、私は延べ7年目になるのでベテランの部類に入る。

ベテランと言っても、都内何でも知っている訳ではない。私の場合、主に城南地区。日中は羽田空港で夜は銀座、赤坂、六本木。

皇居より北へ行くとサッパリ道がわからないのが実情。

そんな時は、「まだ新人で・・・」


嘘も方便。



みんな親切に教えてくれます。



時には「慣れなくて大変だけど、頑張ってね」なんて、チップまでくれたり。



そんな時は、嘘ついたことにちょっと罪悪感。

でも、ありがたくいただきます。