Bottarga
北欧のある年の聖夜に聖ボナファツィオが森の中を歩いていると
遠くに灯りが見えたので近づいてみると
そこには大きな樫の木を囲んで大勢の人が集まっていました。
その樫の木の前には祭壇が作られ、祭壇の上にはロープで縛られた王子が横たえられていました。
冬至の祭りであったのか・・・五穀豊穣を祈るのか・・・太陽崇拝であったのか・・・
ともかく、その王子をいままさにその樫の木に生贄として捧げるための儀式が行われていました。
それを目の当たりにした聖ボナファツィオは
「その子を殺すな!木は神ではなく我々と同じ被造物だ。」
そう叫ぶと、驚いて儀式を中断した人々の前で傍にあった斧を手に取り、それは大きな木を切り倒しました。
すると、そこから小さな樅の木が生えてきました。
樅の木が突然生えてきたことに、当のボナファツィオをはじめその場に居合わせた皆が驚きました。
しかし、聖ボナファツィオはこの枯れることのない緑の木が
キリストの象徴であり、また永遠そして生命の象徴であることを悟り、
キリスト降誕の話を彼らに伝えました。
※真偽のほどを検証するつもりはありませんが、クリスマス・ツリーの原型は北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール(Jul)」という太陽の甦りと翌年の豊作を祈願する冬至の祭りで使われていた樅の木であるといわれています。そして、北欧神話における豊穣の神フレイに生贄として豚を捧げていたとのこと。以上!
もうかれこれ10年以上の付き合いになる友人がいます。
同じ年齢以上の人たちとの付き合いが多い中で、稀な年下の友人です。
その友人は昨年から季節になると「からすみ」を1から作っています。
そんな彼女から、できあがった貴重な「からすみ」を片腹いただきました!
この「からすみ」ができあがるまでの過程は、こちら
「おもずでゴザイマス。 」
そんなこんなで厳かな気持ちで、一品作ってみました。
Green Pasta(2人分)
材料
ルッコラ ペースト(手順1~3)
ルッコラ/50g
オリーブ オイル/40cc
塩/3g
野菜ブロード/10cc
ピカーダ(手順4~5)
ピスタチオ or ピーナッツ/10g
パセリ/5g
バジル or ルッコラ/3枚
にんにく/1片
クルトン/10g
オリーブ オイル/50cc
塩/適量
胡椒/適量
ルッコラ ペースト/50g
からすみ/20g
にんにく/1片
とうがらし/1本
オリーブ オイル/25cc
手順
1.フライパンにオリーブ オイルを入れて加熱してから、ルッコラと塩を入れて強火でさっと炒めます。
2.野菜ブロードを加えて、ひと煮立ちさせて色鮮やかになったら火を止めます。
3.フードプロセッサーでペースト状にします。
4.ナッツとパセリとバジルと粗みじん切りにしたにんにくとクルトンとオリーブ オイルをフードプロセッサーにかけて、ペースト状にします。
5.味見をして、塩と胡椒で味を調えます。
6.「からすみ」をチーズ グレーターで細かくほぐしておきます。
7.フライパンにみじん切りにしたにんにくと輪切りにしたとうがらしとオリーブ オイルを入れて、中火で加熱します。にんにくがほのかに色付いたら、ほぐした「からすみ」を半量の10g分加えて、パスタの茹で汁もしくは先ほどの野菜ブロードが余っていたらそれを15cc加えます。
8.ルッコラ ペーストを加えて馴染ませたら、パスタを入れてからめます。
9.火を止めて、少量のオリーブ オイルを注いで、まんべんなく混ぜ合わせます。
10.器に盛り付け、ピカーダをかけて、上から残りの「からすみ」をふります。
※ルッコラペーストは、冷蔵庫で2~3日は保存できますが、色や香りを考えると食べきるのが良いと思います。
ピカーダは、作る際にナッツを香ばしくローストするとおいしくなります。また冷蔵庫で2週間程度は保存可能だと思います。
今回はピスタチオを使いましたが、ナッツ類をビニール袋などにいれて砕いてからフードプロセッサーにかけると良いと思います。


からすみの香りが食欲をそそり、ソース各種の味にも負けない素材の味と、塩分がよく合いました。
今回は、からすみの両側を使用し、中央は厚めにスライスして酒の肴にしました。
順番通りに掲載すればよかったのですが・・・
~Green Pasta ~
の順で召し上がってみてください。

