「ARCANUM Wicked Way Mead」
去年のシードルコレクションで出会ったミード職人(養蜂も手掛ける)のエリック。
海外ではシードルとミードを一つの醸造所が手掛けることも少なくないんだそうな。
そんなエリックが福島は会津若松で作ったミードがいよいよリリース。(と言っても一般販売まではもう少し時間がかかるらしい)
https://www.facebook.com/WickedWayMead/
北海道産の高級「菜の花はちみつ」を使用し清酒酵母で発酵。
澱を加えた状態でタンクでアルコールをを落ち着かせ、フィルタリングして仕上げられる。(澱に含まれるプロテイン等の成分がないと清澄化しないんだそうな)
清酒酵母の特徴が非常に活かされたまとまりである。
来期のメニューではこのミードを使ったカクテルをオンメニューします。
日本では馴染みのないミード。
海外では発泡性のあるものや、漬け込み物やバレルエイジ等、幅広く市場を伸ばしているようだ。
3年前、日本でもミード協会が発足したそうな。
日本の養蜂のメインは長野と北海道。
四国のミカンの蜂蜜も美味しいとエリック談。
海外の蜂蜜に比べて日本の蜂蜜は美味しいが異常に値段が高いのが現状だそうだ。
以下ミードについての資料抜粋
ハチミツに水と酵母を加えて発酵させたお酒、ミード。750mlのボトルに収められたミードを作るためには、約60万本もの花の蜜が必要です。その蜜を集めるため、ミツバチの移動距離は地球3周分にのぼると言われています。
ミードは世界最古のお酒と言われるほどの長い歴史を持っています。ある狩人が、雨水の溜まったミツバチの巣を見つけました。その水こそ、空気中の酵母が加わったことによって作られたミードでした。人類が発酵というプロセスを理解するよりも遥か昔の話です。
紀元前800年〜500年頃には古代ギリシアにおいて、女神アフロディーテやアルテミスを讃えるため、また預言者が未来を見通すために飲まれていました。また、北欧の海賊として知られるヴァイキングは、ミードを戦士の飲み物として考えていました。戦いで命を落とした戦士は、その後神の宮殿である「ヴァルハラ」にたどり着き、美しい巫女からミードを捧げられると信じていたからです。
さらに現代におけるミードの痕跡として、「ハネムーン」という言葉が挙げられます。中世の新婚夫婦は、結婚後の1ヶ月間(月の1周期)、ミードを飲み続けます。当時の人々にとってミードは強壮剤であり、それを飲んで子作りに励むと、すぐに子供を授かると言われていました。これが「ハネムーン」という言葉の語源の一つだと考えられています。
ミードの風味は、大地に咲く花、そして蜜を求めて飛び回るミツバチのストーリーを伝えているかのようです。ミツバチは花の受粉を助け、環境のバランスを整えます。ミードを飲むことは、ミツバチだけでなく、地球の自然を守ることにも繋がるのです。



