10年前のスコットランド紀行⑩インヴァレアリー→グラスゴー | 関内駅前溜学NOVA日記

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インヴァレアリーからグラスゴーに戻ってきまして僕にとっては

最初の大仕事と言いますかメインイベントといいますか‥


一週間ほど前にアポなしでブレンダーのリチャードパタソン氏に

会いに行きまして‥


10年前のスコットランド紀行②を見ていない方はこちらをご覧ください

http://ameblo.jp/barsupernova/entry-10888756832.html



リチャードパタソン氏とアポが取れたと思っている僕は

再びダルモアハウスという事務所に向かいます。


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待合室に通されてしばらく待つと、慌てた感じのパタソン氏登場。

どうやら本人には何も知らされてなかったらしい(笑)


一週間島を回っていたおかげで少しはしゃべれるようになっていたのは

とてもよかった。

が、緊張のあまりにコーヒーをぶちかまし、パタソン氏のデスクを

大変なことに(笑)


そしてパタソン氏が「こっちへおいで」とブレンディングルームに通してくれました。


まさか‥もしかして‥



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とんでもないウィスキーたちを並べてくれました(笑)

もちろんホワイト&マッカイの原酒達‥


インヴァゴードン30年1957 シェリーカスク

インヴァゴードン30年1967 バーボンカスク

グレンスコシア1972 シェリーカスク

ジュラ1975パインオーク

ジュラ2年

ブリックラディ1967シェリーカスク

タムナブーリン1966シェリーカスク


‥そして‥

ダルモア64年!!!


なんつーものを出してくれるんだあなたは!!

ダルモアはモナコの女王に贈呈するためのものらしい。


圧巻だったのはグレーンウィスキーのインヴァゴードン。

11年前には超熟のグレーンなんて全然出回っていなかったし

普通に飲んだこともなかったのでものすごい感動を覚えました。


パタソン氏は一緒にティスティングをしながら色々コメントを

してくれます。でかい鼻をグラスに突っ込みながら香りを

嗅ぐ様は渋いのです‥


そしてなんとプレゼントまでいただいてしましまして‥

ジムビームの皮のバッグ、ポットスティルのミニチュア、

パタソン氏御用達のビターチョコ、そして‥


ホワイト&マッカイ25年ミレニアムリザーブ!!

(5年後位に飲むのですが、夢のような素晴らしい味でした)


ほぼ初対面の人にこのお方はなんという太っ腹!!


そしてこちら


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パタソン氏の名刺

パタソン氏「これがあれば絶対どこでも入れるから」


あれ‥

インヴァゴードンって書いてあるような(笑)


この名刺という名の通行手形が後に活躍いたします。


もらってばっかりではいられませぬ。

そういえばせったとはっぴを持ってきていたのでした。


パタソン氏「オージャパニーズ セッタ ハッピ」


そこそこ喜んでもらえた様子で。



一年後のウィスキーマガジンライブに来ると言うので

お礼を言いに行こうと挨拶に伺いました。

スコットランドに行ったときはひげもじゃのツイストパーマ。

しかしこの時はさすがに普通の頭で髭なしになっていたので

写真を持って行って「覚えてますか?」って言おうと思ったのですが、

僕が近づくとパタソン氏から声をかけていただきまして


パタソン氏「どうしたんだ、髭がないじゃないか!」


びっくりして話そうと考えていた英語が全部ぶっ飛びました(笑)

本当に素敵な方です。


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