ちょっと本業が忙しく、久しぶりの更新になってしまいました。
さて
電子書籍の「自炊」代行訴訟、作家側が「実質勝訴」
の記事が出てました。
この問題、結局裁判で争わずに自炊代行業者が自ら会社を廃止した事によって一応の決着をみた訳ですが、何か個人的にはすっきりしませんね。
僕自身、今回作家や出版社の主張全てが共感出来るモノではありませんでしたが、以前書いた様に自炊代行業者が起こしうる弊害、そして消費者のニーズ
これを踏まえどこに落とし所を持っていくのか?
そして現在グレーゾーンになっている個人が個人利用目的で行うの自炊行為と、第三者に依頼して行う自炊行為
この違法性の線引きが、この法定で明確になる事を期待していたのですが・・・
これでまた曖昧なままになってしまいました。
自炊代行業者が自ら会社を廃止したのだから、自炊代行業が違法だと認めた様なものだ!とはなり得ません。
何故なら、自炊代行業者が自炊代行業の違法性を明確に認めた訳では無いですし、そもそも今回提訴された会社が自炊代行業者の代表ではないからです。
今だに数多くの自炊代行業者がルールも無く営業を行っていますし、今回廃止した会社も別会社として営業を再開する事が十分に考えられます。
その度に自炊代行業者に対して訴訟を繰り返していくのではイタチごっこになるだけです。
何よりもこういった問題が長引く事が、自炊行為そのものや電子書籍全体に対してもマイナスなイメージにならないかが心配ですね。
結局のところ
良く言われる様に、出版社側が消費者のニーズにあった電子書籍サービスを提供出来ていないこの現状が、問題の本質なんでしょうか・・・