病気がみえるシリーズ⑨
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〇月経困難症
月経に随伴して起こる病的症状で日常生活に支障をきたし治療の対象になる場合にいう。
月経終了前若しくは終了とともに病的症状が消失する。
症状は、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、悪心、頭痛等が強くある。
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月経困難症と診断。
- 分類と治療
月経困難症は機能性(原発性)と器質性(続発性)に分けられる。
症状に合わせた対処療法を行う
◎機能性月経困難症
骨盤内に器質性疾患が無いが月経困難症を伴うもの。
10代後半~20代以降に多い
妊娠・分娩を経験すると改善・消失することが多い。
無排卵性月経では通常起こらない
●治療
NSAIDs・アセトアミノフェン
低容量エストロゲン・プロゲスチン配合薬
(LEP)
レボノルゲストレル放出子宮内システム
漢方薬、鎮痙薬
◎器質性月経困難症
子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などが原因となって月経困難症を引き起こす。
30代以降に多い
無排卵月経でも起こる
鈍痛が続くことが多い
●治療
対処療法をしつつ、原因疾患の治療を
考慮する。
次回 月経関連:無月経
閑話 現在治療状況:7月の治療再開に向けて
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7月中旬から不妊治療再開予定です