Dreams come true企画第2弾は、RZVのステアリングダンパー、略してステダン!
タコブログを長年読んで下さってる方ならご存じのとおり、シミーが酷い!
タイヤ交換すると一旦収まるんですが、摩耗進むとまた出現の繰り返し。
ホイールベアリング交換したり、前後サスOHしたりもしましたが解決に至らず・・・
こうなったら、対症療法的になってしまいますが、ステダン導入しよう!
と、思ったのがやっぱ10年近く前・・・
RZV用のステダン新品なんか売ってる訳もなく、中古オク見るとまあ高いことったらない。
ダンパー部は新品買うとしても、ステーだけは専用品が欲しい。
でも、なかなか値段に見合うものが出てなく、幾数年。
ステー自作しようかと、色々考えたけど、ちょっと難しいかな?
で、先月オクを久しぶりに見たら、これでいいかもというのが見つかり入札。
若干競り合いましたが、許容範囲内で落札。
送料込みで17,910円也~の、デイトナ製ステダン。
状態はといえば、ステー部に問題は無さそう。
ステダン本体は、説明文どうりダンピングは効いている(あくまで外した状態で)。
ただ若干オイル漏れはあり。
このまま装着しちゃおうかと。
・・・と、思っていたけど、ネット検索すると、デイトナ製のステダンのOH事例がいくつか見つかり・・・
OH(といってもオイル・オイルシール交換ぐらいですけど)してみようかな、と。
オイルはヤマハG10の余りはがあるのでそれ使うとして、オイルシールは新品発注。
武蔵オイルシール製9(内径)×20(外径)×7(厚)を2個。
因みに着いてたのは、荒井製作所製9×20×8
買ったのは厚みが1㎜薄いですが、1㎜厚のワッシャーかまして対処しようと。
分解。
ステー類外して、ダンパー本体はロックワッシャー外してストロークさせるとスポーンと抜けると同時にダンパーオイルがどぼぼと。元色は黄色オイルだったのか、黄土色の香ばしいオイルが・・・
ケース外すと中身がポロリ。
構造はどのメーカーも似たり寄ったりらしい。
ピロ側のオイルシール抜くにはピロ外さないとなりません。
スプリングピン外すのは、2㎜のドリル刃逆さにして、金づちでコツコツ叩くと抜けました。
オイルシール抜いて比較。
確かに厚みが違います。
パークリですべてのパーツを洗浄。
オイルはヤマルーブFフォークオイルG10を使用。(要はFフォークOH時の余り)
AI様に聞くと、ステダンのオイルは一般的に♯7~♯40を使用するらしい。
いくつかの方の記事見ると、♯15が多い。
オイル入れて、何度もストロークさせエア抜き。
音が無くなるまでするらしいですけど、完全には無くならないなあ・・・
妥協。
封印。
で、ストロークさせると、減衰出てます。
最強にするとしっかり固い(手で押す限りですけど)
しかし問題が・・・
オイルが滲んできてるじゃねえかあ!(久しぶりのⓇモミィさん)
ゴミでも噛んだか?
またバラして清掃、組み直してストロークさせると、やっぱ滲んできてる・・・
オイルシールのサイズ確認しても、内径・外径合ってるし・・・
このままでは使えないので、仕方なく着いてたオイルシールを再利用。
洗浄効果があったのか、オイル漏れはしてないようなので、少し様子見ですね・・・
で、装着。
色々角度変えたり、試行錯誤しながらなんとか完成しました!
で、試走に桃さんホームコースへ。
缶コ飲んでると、向かいに2ストバイクの停まる音が。
目を上げると、MVX250!KRと双璧なす変態V3エンジン!
ちょびっと、オーナーさんと話をしました。
ステダンの方は一応効果はあるようで、シミーの兆候は出ませんでした。
(最近兆候が出始めてたもんで)
減衰最強にしても、固くはなるもガチガチにはならないんで、オイルがやっぱ柔らかいのかなあ?
この辺はもう少し走ってみようかと思います。
おわり。
といきたいとこですが、昨日オイルシールを少しネットで調べてたんですが・・・
私の買った武蔵オイルシール製UE型は、どうやら"回転軸用"らしく・・・
"往復運動用"てのがあるじゃあないですか!
荒井製作所製でいうRSD型。NOKだとTC4型。
これが漏れの原因なのかなあ?
で、サイズ探すと、内外径合うサイズ無いんですよねー。
これでオイル漏れ始めたら、このダンパー終わりなのかなあ・・・










