この旅行は車椅子になってから初めての単独一泊鉄道旅行である。実施したのは2005/8/6~8/7で、目的地は広島、京都である。
当日の朝の身支度をスムーズに終えマイカーに乗り、いざ出発。
出発前の一番の懸念は、小田原駅付近の駐車場。事前に目を付けておいた1日二千円の所に進入、車椅子乗り降りのためのスペースを運転席側に確保して駐車。車椅子に移乗し駐車場を出ようと、なんと人用の出入口が狭く出られない。仕方無く車用入口ゲートの下をくぐり抜け脱出、「駐車券をお取りください」と反応、かまわず駅に向かう。
小田原駅では、事前に駅に連絡しておいたので快く対応していただく。駅員に車椅子を押してもらいエレベーターでホームへ。以前は小田原停車のひかりに乗れば、一番早く岡山に着いたのに。今は名古屋でのぞみ号に抜かれてしまう。新参者ののぞみ号に抜かれてしまうのがくやしい気分。ダイヤがそう引かれているからしょうがない。名古屋駅でのぞみ号に乗り換える。今日の目的地は広島である。
電車への乗車は五年ぶりである。鉄道好きの私にとっては辛い時期であった。杖での歩行さえもおぼつかなくなり、だんだん旅行から遠ざかっていた時期である。
小田原駅のホームにいつの間にか線路転落防止の柵ができていた。新幹線到着が近づくと徐々に人が詰めかける。朝七時から外国人の団体客である。それもアフリカ系である。背が高ったり図体がデカかったり。
乗車時には駅員が渡り板を持ってまた来てくれるというので、乗車位置から離れてホームの後ろのほうで並ばずに待つ。いよいよ新幹線に乗られる、一人旅に出られる。その喜びがじわじわとこみ上げてくる。