7/1のU12リーグ試合が前期最終戦となった。前期が始まる前に私が勝手に作った目標『上位リーグ進出』達成には勝つしかない状況。以外に選手たちもそこを意識していたような感じであった。スケジュール的にこの日は練習試合を組んでしまっていたため、暑い中での連戦となってしまった。どう試合を組み多立てていくかは、練習試合から頭を悩ませながらの進行となった。先発は自分の中ではいつものメンバーが無難と判断、後半の交代が重要と予想していた。前半は0-0で折り返したので、このハーフタイムは悩んだ。ユウショウがキーマンになると見ていたのでリクトと替えた。そこの交代に迷いはなかった。あとはトップの運動量が攻撃の鍵となるのでヒロトからテッペイに交代した。あとはDFを替えたほうがいいとのアドバイスからシンを外しハルキを真ん中にもっていきュリキを入れた。ユリキにするかヨシキにするか物凄く悩んだが、ディフェンス力重視でユリキにした。後半も中盤にきてこのまま引き分けでは全く意味がないので、ワントップからツートップに急遽変更。DFユリキを外してトップにリクトを入れた。相手のミスからレンが貴重な得点を決めてくれて、2-3-2から直ぐに3-3-1に戻した。トップに入ったリクトをDFに下げたが、リクト本人かなり混乱しているだろうなって思いながらも、やるべき事はすべてやろうと変更を指示した。リクトは混乱状態の中でもしっかりと期待通りのプレーをしてくれた。相手のミスにも助けられた部分はあったが、なんとか勝ちというものを得ることができた。暑い中での連戦でよくやってくれたと思う。これで後期の上位リーグが私の計算上では達成できたものと確信していた。この「勝つ」という意味がどれだけのものなのかというのは常々考えながら行っている。「勝つ」ためのプレーと、「楽しく」のプレーには大きな差がある。そこにはまた大人と子供の考え方にも大きな違いがある。しかしこれまでJFAからのお達しで県協会が行っているU12リーグでは、初回で最後の試合でやっと一勝しびりを免れた。翌年もビリに限りなく近い結果。その翌年から「勝ち」を少しづつ意識しながらのゲームを進める。それでも下位で真ん中ぐらいの成績。またその翌年は「中位目標」と掲げ、目標を達成。中位での後期でも中ぐらいに位置し進化を見せることができた。「失点しても当然、だから負けても当然いつものこと」状態から、「失点しては負けてしまう」というちょっとした意識が変わってきて結果を見せてくれた。で今年はもう一段階上がろうと「上位目標」を掲げた。意識改革を目的としてきたが、そこそこは達成できたが、それなりに歪はでてきたようだ。それはある程度覚悟していたが、少し違うところから出てきたのは予想外。とりあえず、かなり無理矢理に目標に向かって突き進んできたので、後期はみんな出してやっていこうとは考えている。それは私が行けばのことだけど、あまり試合に出れなかった6年もかなり変わってきているのは感じている。先発組とベンチ組の差はほとんど無いと見ている。勝つためには失点してしまっていてはなかなか勝てない。自分の好きなようにプレーしてばかりいては、失点してしまう確率が上がってきてしまう。失点しない、なおかつ得点するためのプレーをしていかなければいけない。そのプレー選択を自分のやりたいことだけを考えてやってしまっていたのでは難しい。しかも上位リーグともなると、正しいプレー選択をしたとしてもそのプレーを精度よく行わなければ通用しない。そんな高いレベルで自分の技術がどこまで通用するのかしっかりと見極めてほしいと思っている。

一気にいろんなことを言ってしまったが、後期がどうなるかは楽しみにしている。もちろん、前期でのみんなの頑張りは評価している。