ドイツの新聞に Bartoli2.0というタイトルでFranco Fagioliを紹介する記事が掲載されました。
BONN-Jouur様が訳して下さいましたので、記事をご紹介します。
http://www.ovb-online.de/kultur-tv/bartoli-3173600.html


写真はZwinker様から頂きました♪
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BONN-jour様、Zwinker様、ありがとうございます♪


「バルトリ2.0」

IM PORTRÄT Franco Fagioli ist einer der führenden Countertenöre – und singt in der Münchner Premiere von Händels „Semele“
Markus Thiel 記者

(記事前半ではキャリアの紹介と、このたびクヴィリエ劇場でヘンデルの「セメレ」を歌うこと、昨年の「アルタセルセ」でブレイクしたこと等を紹介)

(前略)しかしレパートリーはヘンデルとその仲間たち、「だけ」なのだろうか?ファジョーリは、それには飽き足らない。来年はナンシーでモーツアルトの「皇帝ティートの慈悲」のセストを歌う予定だ。カウンターテナーが歌うモーツアルトというのはある種のタブーとなっている。しかしファジョーリに言わせれば、それは間違いだ。「モーツアルトはセスト、イダマンテ、そしてモテット『踊れ喜べ、幸いなる魂よ』を、カストラートのために書きました。つまりイタリア式の歌唱が前提となっているわけです」。劇場支配人はオープンになって偏見を取り除くべきだ。男性が歌うのが禁制となっているもう一人の作曲家がいる。それはロッシーニだ。ファジョーリは(ロッシーニ作品の)アルサーチェとタンクレーディの役に取り組もうとしている。ゲルトナープラッツ劇場のプロダクションである「セメレ」に出た後、彼がミュンヘンのオペラハウスに再登場する予定は今のところ入っていない。 「しかしいまや、僕の歌を沢山聴いてもらうことができるので、今後、州立歌劇場がロッシーニの『セミラーミデ』や『湖上の美人』をやる時には、僕の起用を検討してもらえるかもしれません」とファジョーリは笑いながら答えた。

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ところで、何故「バルトリ2.0」というタイトルなのか。。。
冒頭の所に書いてあるようなのですが、

「Divaの更なる発展はこのような歌かもしれない。言ってみれば Cecilia Bartli 2.0ヴァージョン。よりソフトな声、ぶつ切りではなく自由で滑らかなコロラトゥーラ、自由で慎重すぎず解き放たれた高音。Franco Fagioli のCDを聴いたクラシックファンは彼の歌をDivaの仲間と勘違いするだろう」 (拙訳。。ちょっと間違っているかもしれません。。)
Eine Weiterentwicklung der Diva könnte so klingen. Die Version „Cecilia Bartoli 2.0“ gewissermaßen. Weicher im Klang, nicht mit gehäckselten, sondern locker gleitenden Koloraturen, mit freierer, nie vorsichtig zurückgenommener Höhe. Selbst Klassikfans stutzen ja beim Anhören von Franco Fagiolis CDs– und verwechseln ihn mit seiner Kollegin. Immerhin: Man kann ihn auf das Dauerthema ansprechen. „Das ist ein großes Kompliment“, sagt Fagioli.


その他インタビュー 
http://www.abendzeitung-muenchen.de/inhalt.staatstheater-am-gaertnerplatz-im-cuvilli-stheater-aufbegehren-und-unterdrueckung.7e7b31f3-e46e-4f5d-b816-d153fa48ec6b.html

http://www.radioclassique.fr/lactu-du-classique/actualites/actualites-detail/franco-fagioli-hommage-a-un-divo.html