地元の駅前にひっそりとある料亭。
駅の目の前なので福寿家っていう文字はいつも目に入って来るんだけど、なんとなく敷居高そうで入ったことなかったの。
勇気をだして、お財布にお金多めに入れて?お昼ご飯食べに行ってみたよ
席に活けてある生花が楚々として美しい
席に通される時にランチで良いですかと聞かれてはいとこたえたら、玄米ご飯で良いですか?との謎の問いかけ。
玄米ご飯じゃなかったら何なのか謎のまま、それでお願いしますと言って待ってみたよ
じゃ〜ん!
色とりどり、美味しそう
これが噂の?玄米ご飯だね。
寝かせ玄米の酵素ご飯だね
塩味がついていて噛むほど甘みが出て美味しいよ
このままでも食べられちゃうおいしいごはんだけどお刺身との相性はどうだろう?
左からだし巻き卵、椿の葉の後ろに小さいじゃがいもの煮付け、つくね団子、長芋わさび漬、ほたるいかの生姜煮、紅大娘の酢漬け。
長芋わさびと、ほたるいかの生姜煮が特に美味しかった
お刺身は、サーモン、炙った鰆、帆立、鮪、どれも美味しかったよ。
奥の煮物は、にんじん、ごぼう、コンニャク、ブロッコリー、かぼちゃ。
全部別に煮て盛り合わせてあるそのメリハリも見事なの
何気なく見えたサラダのごまドレッシングも胡麻がきいていて薄切り玉ねぎがアクセントになって良い風味
もずくは甘くないさっぱり酢の物でお酒飲むなら良いおつまみになりそう
胡麻和えはおだしと胡麻であっさり和えてあっていい箸休めな感じ。
全体的にヘルシーであっさり薄味な和食なんだけど、一つ添えられた熱々の牡蠣フライが華を添えているね
ぷりっぷりでジューシーな大きめの牡蠣でサクサクの衣もとっても美味しかった
少しずつ色々食べられて野菜も普段不足しがちな根菜類や海藻も摂れて満足感も高かったよ。
デザートは、簡易的なプリンだったけど、さっぱりつるんと食べやすい口当たりで、かかっているカラメルソースのほんのりな苦みが締めに良かったな
お会計は、ふたりで3,000円
1人前税込み1,500円だって
ランチで良いですか?玄米ご飯で良いですか?の質問だけで料理が出てきちゃった謎は、食後に判明したよ。
ランチメニューの基本はこのお盆に載った小皿料理の定食で、この玄米ご飯の代わりにお寿司が6貫つくセットが2,500円、お寿司だけのおまかせが3,000円なんだって
常連さん中心であまり新規のお客さんはいないから聞かれなければそのままランチが出てくる仕組みらしい
入店したときちょうど帰るお客さんと接客の従業員さんも入り口にいて、狭い間口で混雑したので私はよく見ないで中に入っちゃったんだけど、入り口にメニューも出ていてちゃんと料理とおねだんもかいてあったと夫が教えてくれたよ。
見落としていて勝手にビクビクしてたのは私だけだったのね…
でも、想像してたよりずっとお手頃でびっくりしちゃった
とっても美味しかった
地元には美味しいものないと思いこんでいつも都内に出ちゃってたけど、こんなお店あったなんて絶対また来よう
他にも探せばあるのかもね、実はもう一軒近くにもっとすごいお店あるとの噂なの
また行ったらブログに書くね