No.002
『犯人に告ぐ』
雫井脩介
難易度 ★★☆☆☆
衝撃度 ★☆☆☆☆
残虐度 ★★☆☆☆
感動度 ★★★★☆
学習度 ★★☆☆☆
固茹度 ★★★☆☆
【総評】 ★★★★☆
ご存知の方はご存知(かもしれない)、2007年にトヨエツ主演で映画化された作品。
刊行自体は2004年、その一年後には大藪春彦賞も受賞し、かなーり世間評価も高い(と思う)。
*****【あらすじ】*****
主人公・巻島史彦は、とある誘拐事件の捜査ミスの責任を負わされ、記者会見の際、上層部からの指令により過失を認めなかったため、マスコミの攻撃にさらされ逆ギレ、それにより左遷される。
6年後、『バッドマン』を名乗る犯人による、連続幼児誘拐殺人事件が発生。
全く犯人の手がかりさえ掴めない警察に、世間の不満が日に日に増大していく中、警察上層部は捜査責任者がマスコミを通じて目撃情報を求めると共に、犯人自身に呼びかける「劇場型捜査」とも言うべき起死回生の策を取ることとし、巻島がその責任者として呼び寄せられる。
巻島はニュース番組に出演し、犯人に同情するかのような発言をしてメッセージを求めるが、数百通もの自称「バッドマン」からの手紙が寄せられるものの、犯人しか知らない情報を記載したものは一つとしてなかった。
世論は犯人を英雄視するものとして批判、「特ダネ」をもらえなかったマスコミもこれに同調。
巻島は、捜査本部においても孤立。試みは失敗に終わったかに思われた。
だが、ついに「バッドマン」本人からのものと思われる手紙が届く……。
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ちょい薄めの文庫本上下巻。
警察上層部のクズっぷりにイライラすること請け合い(笑)
私がこれを読んだ時、すでに映画化が決定してて、「巻島=トヨエツ」って思いながら読んでたけど、ほんとトヨエツにピッタリな役だと思うわぁ・・っつかトヨエツは何やらせても上手いよな・・
その後、確かどっか旅行に行った時に、飛行機の中でこの映画やってたから、ネタわかってたけど観てみよ~と思って観たら、めっちゃくちゃ面白かった!
クライマックスの、巻島の会見のシーンでゾクゾクしてトリハダたちまする。
きっと監督がセンスある人なのだねぇ・・
本と映画、どっちが先でもどっちも楽しめる一作だと思います。
未読の方はぜひ。
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