
海中での生活が長かった。

■4億5千万年前
地上は荒涼としていたが、海は生命に溢れていました。
この頃、大陸移動により生存に適した浅い海が減少し、生存競争が激化しました。
それにより、私たちの祖先である魚類のユーステノプテロンは、弱者だったため浅い海を追い出されることになり、大陸の内部にできた淡水の新天地へ進出することとなります
一足先に上陸した地球最初の木アーキオプテリスにより、過酷な世界だった大地に森ができ、そこにできた豊かな淡水域に進出していったのです。
■3億7千万年前
乾期により水が干上がり、水中は深刻な酸欠状態となります。
これを克服するために、肺で呼吸をするように進化しました。
■3億6千年前
指のある手足を持った生物(アカンソステガ)が誕生します。
これは陸を歩くためではなく、水中の茂みに隠れたり、動き回るためであたったと考えられています。
当時はハイネリアとうい体長5メートルもの大型の魚も存在しており、これらの魚から逃れるために、戦うための牙を備えるより、逃れる方法を選びました。
逆にこれらの進化が上陸への布石となったのです。
弱かったからこそ成し得た進化でです。

次は2億5000万年前に発生した大災害、巨大噴火(スーパープルーム)です。
地球上の生物の95%がこれで死滅したと言われています。
