気がつけば8月も後半に。
 
先月、指の手術なるものをしてから今日でちょうどひと月が経ちました。
久しぶりの体験だったので(度々体験したくはないですが💦)備忘録をかねて久しぶりの投稿です。
 
半年ほど前に、右手人差し指の第一関節に嚢腫なるものができてずっと治療していたのですが、どうにもならず。
指の手術は皮膚の再生に時間がかかるので、最終手段と言っていたドクターからも手術しましょうということになり、いよいよ7月22日当日に。
 
治療、手術は8年前に大きな手術を受けた同じ病院で。
手術棟に行くと、8年前の記憶が蘇ってきます。
前日に励ましにきてくれた友人、手術当日の朝に病室から富士山が見えて、きっと成功しますよと言ってくれた同じ病室の方のことなど…・
 
6時間前から絶食、2時間前から水分もNGだったので、早めに病院に行って併設のTully'sカフェでギリギリまで水分を摂取。
 
予定時間からだいぶ待って手術室へ。
前回の手術は、全身麻酔だったのでほぼ手術室の記憶がないのですが、今回は部分麻酔なので、こんなに手術室の明るいライトや器具をしっかり見るのは初めて。
まるでTVドラマで見るような世界でした。
 
手術中に一番驚いたのは、ずっと音楽が流れていたこと。
遥か昔の学生時代に、腱鞘炎の手術をしたときも部分麻酔だったのですが、音楽は流れていなかったので、時代が変わったんだなあと。
医療関係の仕事をしている人に聞いてみたのですが、ドクターが集中するためなのではとか、患者さんがリラックスするからじゃないかなど色々意見が。
確かに、この曲知ってる!などリラックスできたので私はありがたく、音楽を聴きながら終わったらとにかく何か食べたいとそればかりが、頭をグルグル(笑)
 
音楽聞きつつも、ドクターの指示で色々動く看護師の方のテキパキとした応答が耳に入ってくるので、ただただすごいなあと感心するばかり。
プロだから当たり前なのかもしれないけれど、高度な対応力と集中力が必要な仕事、こういう方たちがいるから治療が可能なんだなと、8年前に思った尊敬の気持ちをまた思い出していました。
 
無事手術が終わり、その足でさっきのカフェへ。
ほとんどのメニューが売り切れだったので、ホットドッグを頼んだものの、包帯で固定された右手でケチャップどうしよう…と思ったその瞬間に、お店の方がさっとケチャップとからしを全部かけてくれて、席まで運んでくれました。
病院内にある店舗なので、日頃不自由にしている人を見慣れているのかもしれないけれど、そのさりげなさに感動してしまいました。
病気や怪我をしたとき、こういうさりげない親切を受けると、自分の何かのときに返そうと思うのだけど、できているかなあ…これも忘れないために書いておこう。
 
 

 
親切が身に染みた忘れられない味に。
 
麻酔の注射がめちゃくちゃ痛いとドクターに言われていたけれど、本当の地獄は麻酔が切れてから。痛み止めが全くきかず、たかが指一本の痛みなのに何もできず💦
そんなときに友人が、気晴らしにと思ってくれたのかくだらない!?LINEを送ってくれるも、スタンプを押す気力もなく(笑)
二日後に病院で痛み止めを替えてもらって、やっと普通に過ごせるように。
 
普段はあまり意識していなかったけれど、利き手の人差し指って、色んな作業で使う重要なパーツなんだなと。お箸も鉛筆もだし、何よりマウスの右クリックができないっ💦
お箸と鉛筆は左手で練習してみたけれど、どうにもならず諦めてスプーンとフォークで過ごしました。
おにぎりやパンのように片手で食べられるものって偉大だ!と気づいたりも。
 
不自由な思いをして気づくことが沢山。これから年を重ねてさらに不自由も増えていくだろうから、気を付けながら大事なことを忘れないようにしたいな。
 
やっと2週間後に抜糸が終わり、少しづつ動かしてOKに。長かった~。
 
 

 
 

 
診察の帰りにTully'sで飲んだピーチフローズンティー、格別の味でした。
 
あれからさらに2週間。
残暑だけでなく局地的な豪雨もあちこちで💦
ちょうど軽量日傘をなくしてしまったので、ワンタッチで開閉できる少し丈夫な日傘を購入。
片手で開けるので、リハビリ中の身にはありがたい一品です。
 

 
早くこの日傘を使わなくてもいい心地よい季節が来るといいなあと思いつつ…。