昨日、デイリースポーツ「THE タカラヅカ」のコーナーにウタコさんの初演「ME AND MY GIRL」インタビュー記事が掲載されました。

懐かしく読んだあと、片付けしていたら・・当時の手帳が。
記事が掲載された5/15は、記念すべき「ME AND MY GIRL」初日!




その翌日5/16にこの舞台に出会っていたらしく、大興奮の走り書きが(笑)
眺めていたら、色々なことがよみがえってきて。
物忘れに拍車がかかっている日々(^_^;)観劇記念日(33年前!)にちょこっと個人的な備忘録です☆

1987年。月組の大劇場公演が初の冠公演、初の海外同時上演のミュージカルだということ以外、何の情報もなく。今だったらSNSもあるし記者発表もすぐに動画がUPされるけれど、情報は歌劇とグラフを読むしかない時代。
まだどんな作品なのか想像もできなかったときに、掲載された新聞広告。



これは、もしかしたらとても素敵な作品なのかもしれない!
期待がふくらみ、歌劇やグラフの記事を何度も読むうちに、初日が近づいてきて。



この全面広告を観たときのワクワク感!
東京ではCMも全然流れなかったので、ビルとサリーの踊る姿を見ただけで嬉しくて。
写真だけでも二人が本当にそこに生きてるような気がしました。

初日あけの日曜にチケットを取っていたものの、こんな広告みたら待ちきれず当日券で土曜に観劇したようで、3階席の席番まで手帳に書いてありました(多分一番後ろかな?)
旧大劇場の3階席は傾斜がかなりあったのに、始まったらどんどんひきこまれて身を乗り出してしまい(まだ初日あけは3階はまばらだったなあ)1幕最後のランベスウォークでは興奮のあまり落下するんじゃないかと思ったのを覚えています(足が震えたと手帳に書いてありました 笑)

あのランベスウォークでのウタコさんの吸引力は本当にすごかった。
なつめさんがサヨナラ対談で「あそこでお客様を楽しませる術を出し切った」と言っていたけれどまさに!と思います。

ビルがお屋敷に馴染むのか、サリーとはどうなるのか皆が見守るなか、ランベスウォークでお屋敷の人もお客さんも皆ビルの味方になってしまう、あのパフォーマンス。

観劇体験の中できっと誰もが経験する「すごいものを観てしまった!」と思った瞬間でした。



翌年発売されたステージアルバム。
トップ時代、一度しか表紙になるチャンスがないという点ではおとめと同じですが、どの舞台写真が載るかドキドキでもあり。
このランベスウォークの写真だったときは、飛び上がるくらい嬉しかった!

ウタコさんは昔から学年よりもちょっと大人の役どころが多かったこともあって、ビルの若さ、チャーミングな可愛らしさ、弾けるような生き生きした姿が新鮮でもあり、こんな魅力があったなんて!と驚きでもあり。


時を経て富山オーバードホールで出会ったビルにも変わらない可愛らしさがあったのは、ウタコさんの中にずっとあの純粋なビルが生きていたからなんだろうなあと・・。


もうちょっとだけ書き留めておきます☆