コロナウィルスで休校・休業・中止が相次いで、大変な思いや切ない思いをしている方が沢山いる状況(それなのに明日の東京マラソンは開催するなんておかしいと思ってしまうのですが)・・久しぶりに書いたブログもそのままになっていましたが、明日のスカステで大好きな舞台がついに放送されるので、これだけは!と。

そうです、ついにあの「エストレリータ」が放送に!!
柴田先生の個人的?名作のひとつですラブ
3/1(日)10:00~です。
無料放送なので、もし視聴可能な方は是非是非ご覧になってみてくださいませ!

(つい個人的な見どころを書いてしまうかもしれないので、ネタバレNGな方はこの先はスルーして明日よかったらご覧になってください(^^ゞ)

ちょうと宝塚にはまり始めた楽しい学生時代(笑)
柴田先生の作品はいくつか観ていたのですが、漫画原作だったり源氏物語のような大作だったり。完全オリジナルの作品を観たのは初めてでした。

リオを舞台にしたミュージカルロマン。



コパカバーナのクラブオーナーでエンターテイナーのジュリアーノ。
秘かに思いを寄せている、親友アントニオの婚約者シェイラの婚約パーティーの夜、思いにふけるジュリアーノの後ろ姿。
この背中の哀愁がたまりません。

シェイラの父が巻き込まれた事件で、シェイラは姿を消してしまい・・
探しにいくジュリアーノ。



場末の酒場で歌うシェイラを見つけたジュリアーノ、
歌っているシェイラにそっと近づき、驚くシェイラに「黙って踊るんだ、シェイラ」と言ってサングラスを外すジュリアーノ。
ああ、かっこよかったなあドキドキドキドキドキドキ

数多くの名作がある柴田作品の中では小品というか、それほど有名ではないかもしれないのですが、この作品のミッキーさんがとにかくかっこよくてかっこよくて。
ミッキーさんにしか出せない男役の魅力にあふれていたのでした。
まさにオリジナルのあてがきならではの魅力。

当時の柴田先生のプログラムの言葉によると新源氏物語のような大作を書き終えて、ちょっと肩のこらない作品を書いてみたいと思ったとのこと、ロマンスだけでなく、当時若手(!)だったペイさんやモサクさんとミッキーさんとのダンスクラブでの掛け合いなどコミカルな場面も入っていて、ロマンス、哀愁、笑いと涙、宝塚の愛すべき要素が詰まった作品でしたドキドキ

姿晴香さんや美野真奈さんなど娘役さんも魅力的。
お二人とミッキーさんの絡みも大人で素敵な場面だったなあ。

大作もいいけれど、こういうスターが生かされた愛すべきオリジナル作品が宝塚を創ってきたんじゃないのかな、と思ったりします。

柴田作品の中にはこんな作品もあったことを知っていただけたら嬉しいです。

明日10:00~です♪
(スカステ加入してないけれど、熱くオススメしてしまいました・・笑)