富山オーバードホールミュージカル「ミー&マイガール」初日。
観終わった後、胸がいっぱいで言葉が出ませんでした。
当たり役って運命の出会いなのかもと思ったりするけれど。
ビルがサリーを愛し続けたように、ウタコさんもずっとビルを愛し続けていたんだなあと。
その特別な深い愛情が伝わってきた瞬間。涙が溢れてとまりませんでした。
宝塚でであった特別な宝物。
歳月を重ね、男とか女とかだけでなく、愛を持った、愛を知っている人間ビルがそこにいました。
もちろん宝塚版とは異なるものではあるけれど、その原点である人の心は同じ。
それをこのような形で体現できるのは、おおげさでなく、奇跡なんじゃないかなと思えました。
きっと、誰よりも強く深くビルを愛しているからこそできること。
これまで重ねてきた役者としての時間とビルと共に歩いてきた時間。
特別な幸せな出会いは、演じる人にも観客にも永遠に特別な宝物になるんだなあと。
ウタコさんがビルに巡り会えたこと、そのビルに宝塚で出会い、また再会できたこと。
奇跡のようなその全てに心から感謝を。