先月からバタバタとあまり時間がない日々になっているのですが、読書の師児玉さんがいなくなり・・復活してしまった読書熱。
本は好きだけれど、ここ数年は仕事にかまけて読んだり読まなかったり・・の日々だったのですが、本屋さんを見かけると、ついふらふらと立ち寄ってしまい・・本の中から聞こえてくる児玉さんの声に誘われるように、もともと読みたかった本や気になる本を手にしてしまう毎日に。
そして、いったんはまってしまった本だと、どうしても続きが気になってしまい、家に帰るまで我慢できず、読みかけの本をつい持ち歩いてしまうのですが、「ああここで読まなければよかった」と後悔することも・・。
刊行されたときから気になりつつも読みそびれていた角田光代さんの「八日目の蝉」。
先日映画を観てから、どうしても読みたくなり手にとったら最後とまらなくなり・・あと少しだったのですが家に置いてくることができず、移動中に一休みのカフェで最後まで読んでしまったのですが・・・失敗しました(笑)
薄暗いところだったのが不幸中の?幸いだったのですが、しばらく明るい場所に出られない顏になってしまい・・家で読むべきだったと激しく後悔(^_^;)
そういえば、映画館で隣に座っていた女性が終映後に「この小説は電車で読んだら危険だよね~」と話していたことを思い出したのですが、後の祭りでした・・。
以前も三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を読んでいてどうしても続きが気になり持って出たのですが、読んでいた喫茶店からしばらく出られなくなってしまったことがあり・・、やはり歴史は繰り返すようです(私の涙腺にも問題ありなのかもしれませんが 笑)
電車の中といえば昔職場の先輩が、三浦綾子さんの「氷点」を電車の中で読んでいて涙が止まらなくなり、二駅先まで行ってしまって危うく遅刻しそうになったというエピソードを話してくれたことがありました。
「そんなことがあるんだなあ」と思っていたら友人が「電車の中では絶対読まないほうがいいよ」と貸してくれたのがさくらももこさんのエッセイ。
そういわれるとかえって気になるもので(笑)ついうっかり電車の中で読んでしまい・・「わはは」という自分の声にびっくりして顏をあげたら、周囲の冷たい視線が・・(汗)
数多い(笑)私の恥ずかしい経験のひとつです(^^ゞ
電車の中で本を読んでいる人を見かけると、なんだか嬉しくなってしまい自分も読みたくなってしまうのですが、
笑ったり泣いたりしてはいけないので!?ぐっと我慢の毎日。
そんなこんなもありながら(笑)本の面白さをあらためて実感しています(*^_^*)