普段あまりTVを見る習慣のない私(^^ゞにとって数少ないチェック番組!?のひとつがTV東京で毎週土曜夜に放送されている
「ミューズの晩餐」 です。
この番組は、あらゆるジャンルのゲストが自分の音楽にまつわるエピソードを語り、とっておきの1曲を披露(本人が演奏・歌うときもあり)してくれるというもの。
ミュージシャンだけでなく、役者や写真家などなど色んな方が登場するのが楽しみのひとつで、毎回ゲストをチェックして(笑)気になる方の回はなるべく見るようにしています。
今月のゲストで気になった方は薬師丸ひろ子さん。
ON AIRの日は用事があったので録画したまま見そびれていたのですが、やっと今日見ることができて、変わらないその美しい歌声にすっかり魅了されてしまいました(*^.^*)
映画「セーラー服と機関銃」の主題歌で歌手デビューした薬師丸さん。
映画の役柄の延長のようなつもりで歌っていた感覚だったそうで、観客の前で歌った経験はほとんどないとのこと。昨年ドラマの中で、歌手渡辺はま子さんを演じ人前で歌う経験をしたときに、歌が伝わるという感覚を味わい、渡辺さんが助けてくれたような気がしたしてとても貴重な体験だったという話が印象的でした。
やはり歌も伝える人あってのものなんだなあと、伝える人と受け取る人がいて歌もお芝居も育っていくものなんだなあと・・。
そんな彼女の人生で一番大切な曲は中島みゆきさんの「時代」
10代・20代と不安な心を持つ時期に、この曲の歌詞で「人は再生できるんだ」と励まされ勇気づけられたと話す彼女が大切に心をこめて歌った「時代」は本当に素晴らしかったです
歌っている表情のひとつひとつがとてもとても美しく、重ねてきたキャリアの重みを実感しました。
役者としての今後を聞かれると、どんな役でも演じたときに次に使いたいと思い浮かべてもらえたらこんなに幸せなことはないので、思い浮かべてもらえるうちは頑張っていきたいと話す姿が心に残りました。
おっとりした語り口の中に感じられる純粋さや、透明感、そして何より真摯な気持が伝わってくる、薬師丸さんの魅力を存分に感じられた30分でした。
これからもますますの活躍を願っています
ほとんど人前で歌ったことがない薬師丸さんの貴重なコンサート映像です。
1990年のものだそうですが、美しい歌声にあらためて感動しました。
よかったら聴いてみてください♪
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