第17回読売演劇大賞の中間選考会が開かれ 2009年度上半期ベスト5が決定しました。(7/15付読売新聞朝刊より)


そして・・何と!女優賞のベスト5の中に剣幸さんの名前が!! 

新聞によると"「この森で、天使はバスを降りた」の剣幸も日本初演のミュージカルを見事な存在感で支え、過半数の支持を集めた"とあります。

この作品は出演者全員のアンサンブルが素晴らしかったのですが、中でも剣さん演じるハンナは存在感を持ちながらもキャスト全員とのバランスよく調和したお芝居で皆の持ち味を引き出していて、この作品に深みを与えてくれたのではと思います。

華やかさだけではなく、そのようなところも評価してもらえたのかなと思うと、この作品のファンとして、剣さんのファンとしてこんなに嬉しいことはありません(*^.^*)


この作品の再演を望む声もまた高まるのではと思いますが、一方で剣さんのファンとしては彼女が芯になった新たなミュージカルを観てみたいという気持も・・。昨年銀河劇場で上演された「SHOWTUNE」で彼女が歌ったミュージカルナンバーの数々はいまだに私の心に強く焼き付けられています。ミュージカルに不可欠な「芝居心のある歌」が歌える剣さんで、「メイム」や「ハロードーリー!」を観てみたいという願いは、私の見果てぬ夢なのですが(*^.^*)、実現してほしいなあとこの発表でまたその思いがいっそう強くなりました。どうか叶えられますように・・(七夕は過ぎてしまいましたが、新たに願掛けしてみました 笑)


その他の女優賞の皆さんは、蒼井優さん(楽屋)、鳳蘭さん(雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた)、大地真央さん(マイ・フェア・レディ)、波野久里子さん(女の一生)とそうそうたる顔ぶれです。この中で波野さん以外の舞台は全部観劇できたので、前半は細々となりに?充実した観劇ライフだったのかも・・とめぐりあいの幸せを感じました♪


その他各賞です。


作品賞ベスト5

・太夫さん(劇団新派 1月)

・シュート・ザ・クロウ(新国立劇場 4月)

・関数ドミノ(イキウメ、5月)

・楽屋(シス・カンパニー、5~6月)

・炎の人(ホリプロ、6月)


男優賞ベスト5

・市川亀治郎(NINAGAWA十二夜、一本刀土俵入)

・市村正親(炎の人)

・片岡仁左衛門(女殺油地獄、御浜御殿綱豊卿)

・安井昌二(太夫さん、女の一生)

・渡辺徹(花咲くチェリー)


演出家賞

・栗山民也(炎の人)

・段田安則(夜の来訪者)

・蓬莱竜太(トワイライツ)

・前川知大(関数ドミノ)

・流山児祥(ユーリンタウン)


スタッフ賞

・伊藤雅子(シュート・ザ・クロウの美術・衣装)

・小川幾雄(夜の来訪者、楽屋の照明)

・玉野和紀(My dear New Orleansなどのタップ振り付け)

・中越司(冬物語、アンドウ家の一夜の美術)

・ひびのこづえ(パイパーの衣装)


残念ながら他の受賞対象作品は観ていないものがほとんどなのですが、「夜の来訪者」/「楽屋」の照明は本当に素晴らしかった!また小川さん照明の舞台を観てみたいです。


下半期も心に残る舞台に出会えますように・・・ドキドキ