5/5「この森で、天使はバスを降りた」初日に行ってきました♪


まさか前日のゲネプロが観られるとは夢にも思っていなかったので、思わぬ二日連続の観劇となりました。


あいにくの雨模様でしたが、傘たて近くに置かれた「本日初日」の看板に、いよいよスタートするんだなあとの思いが。


The Best of Times

劇場正面玄関では、昨日お世話になった東宝宣伝部の竹本さんの姿が。貴重な体験のお礼を今いちどお伝えしておきました(*^.^*)

初日ということで、ロビーには関係者と談笑する外国人の姿もあり、もしかしたらブロードウェイ上演時の関係者の方なのかなと想像してドキドキしたり。

昨日とは違って観客で埋まった客席はいつもの見慣れた光景で、やっとこの作品がスタートするんだなあという実感が湧いてきました。


舞台の上では、初日独特の緊張感があり、ちょこっと台詞を噛むところもあったりしましたが、それもいい意味での緊張感や意気込みからくるもののように感じられて、ああ舞台は生ものなんだなあとその面白さと魅力を再認識しました。


特にゲネプロとの違いを感じたのは歌われるナンバーです。聞いてくれる観客に届けようとそれぞれのキャストが魂をこめて歌うナンバーは、どの歌も心に深く響き、前日とは全く違った感動がありました。

一心に聞き入る観客の心はきっと舞台と同化しているんだなあと体で実感する瞬間でした。

観客の笑い声や涙、そして舞台に向けられる心。それらが演じる人たちとひとつになって初めて舞台は成立するということをこの初日ほど感じたことはありません。観客の存在の大きさをひしひしと感じました。

それもゲネプロという貴重な体験ができたからこそではありますが、ますますこの作品がひとりでも多くの人の目に触れてこの作品をともに体感してもらえたら・・という思いが強くなりました。


カーテンコールでのそれぞれのキャストの無事に初日を迎えたという満足感いっぱいの笑顔。

役柄そのままの存在感を漂わせた草野さん、ほっとした表情の藤岡さん、ケイレブの内面に隠れていた優しい笑みを浮かべた宮川さん、少女のような笑顔の土居さん、エフィーそのままの明るい田中さん、笑顔いっぱいに軽快に登場した剣さん、そして深く一礼した大塚さん、どのキャストの表情も心に残るものでした。

そして舞台には登場していませんが、この作品の大切な大切な音楽の数々を奏でるミュージシャンの皆さんも登場し、作品そのままの温かさ溢れるとても気持のいいカーテンコールでした♪


そして初日の勢いのまま!?久しぶりに剣幸さんの楽屋待ちなどを(笑)

さっきまで70歳のハンナだった人と同一人物とはとても信じられないくらい美しく、その演技力をあらためて実感しました。


まだ何回か観にいく予定がありますので、またどのように舞台が進化しているか楽しみです♪