昨日(5/4)「この森で、天使はバスを降りた」初日前通し稽古(ゲネプロ)に行ってきました♪
当選してから当日まで、出演するわけでもないのにずっとドキドキの日々(笑)
(応募したときの記事はコチラ そして当選したときの記事はコチラ です)
緊張のせいか!?集合時間よりも20分早く到着してしまったところ、劇場には中から白いカーテンが。
「いったいどこに集合すればいいんだろう」と不安に思い窓口で聞いてみると、稽古が押していてゲネプロは1時間遅れになるとのこと。
そして幸運なことにちょうど始まる囲み取材にも立ち合わせてもらえることに!!!
稽古を終えたばかりの土居裕子さん、大塚ちひろさん、剣幸さん、藤岡正明さんが劇場ロビーに入ってきました。
皆さん衣装をつけていて、「ああいよいよなんだなあ」と感慨もひとしおです。インタビューは大塚さんと藤岡さんがメインでしたが、おそらくプレッシャーもあるであろう大塚さんは終始明るく受け答えていて、意気込みが感じられました。藤岡さんは自分の見せ場はないと笑いを誘いながら、「2幕でのこの作品のクライマックスともいえる場面で剣さんが歌うシーンが好きです」と話してくれて、観る前から私の胸は期待で高まりました(CDで聴いていてとても好きなナンバーだったのです)剣さんは、「このカンパニーは本当に仲がよいので、その仲の良さが舞台に出すぎないように最初は苦労しました」と。そして「この7人全てが見どころです」と話されました。終始穏やかな笑顔で皆の話を聞いている姿が印象的でした。土居さんは立っているだけで役柄そのままの透明感があり、「自分でも色んな舞台を見ていますがこの作品はその中でも1等賞だと思っています!」力強く話されてその手ごたえが伝わってきました。
囲み取材が終わると、ゲネプロまでまだ時間があるので東宝の会議室でお弁当を出してくださるとのこと!
貴重な体験が相次いで、私の緊張&興奮もMAXに(笑)
このお弁当はスタッフやキャストの方も同じものを召し上がっているとのことでした。
そんな貴重なお弁当でしたが、すでに緊張で胸が一杯の私はほとんど食べれずで・・せっかく出してくださったのに申し訳なかったです
この会議室の本棚にはミュージカル・映画の原作本や映画・舞台の台本が所狭しと並べられていて、とても興味深く、また創り手の現場のひとつに足を踏み入れているという普段見たくても見られない向こう側の世界をちょっと覗く事ができたのは、映画・舞台を愛するものとしてとても貴重な体験でした。時間があればもっとこの部屋にいたかったです(笑)
食事の後、またもや信じられないことに、この公演のプログラムのプレゼントが。
ゲネプロを見せていただけるだけで充分有難いことだったのに、囲み取材、お弁当・・と続いてプログラムまで!
初日前にその公演のプログラムを手にするなんてもちろん初めてのことです。感激でした。
そして東宝宣伝部の竹本さんから、作品やこの後の予定の説明などがありました。質問があれば何でもお答えしますとにこやかに話してくださったのですが、この作品に思いいれが強すぎる私はねたばれになりそうな質問しか思い浮かばず、かえって何も言い出せず隣にいた方の「どうして原題のSpitfireGrill」のままにしなかったのかと質問に、他のタイトルも企画にあったが、同名の映画が公開されているので、やはりそのタイトルのほうがなじみがあって覚えている方も多いのではないかということで決まったとのこと。この「SpitfireGrill」というタイトルはやはりアメリカ人でないとピンとこない部分も大きいと思うので、日本でそのまま持ってくるのは難しいのかもしれません。(映画のタイトルにもいえることかもしれませんが)この部分がお芝居でどう伝わるのかも興味深々です。
他に質問が出なかったので、竹本さんが気を使って「出演者の方のことでもいいですよ(笑)」と。藤岡さんは今回長い台詞は初めてだけれど、とてもよくやっていますとのこと。こちらも楽しみです!
そしていよいよ劇場に案内されることに。
劇場玄関ロビーには大理石に緑のベールがかかっています。まるで本物のようですが、本物を使うと土や水の関係で大理石に重みがかかるのでダメになったとのこと。目に染みるようなグリーンがとてもきれいです。ここと客席ロビーには、森の中にいるような効果の出る空気清浄器が置かれていました。
あまりに長くなってしまったので、ゲネプロの感想は次の記事に・・
※記事の1部を追記しました☆