毎朝のように出勤前につけている東京MXTVの「モーニングサプリ」
その日もいつものように支度をしながら見ていると、突然「来週でモーニングサプリは終了します」と司会の徳光アナの声が！！！思わずTVの前で「え～！」と絶叫してしまいました
ほとんどTVを見ない私にとって「モーニングサプリ」は唯一といってもいいくらい欠かさず（朝の時計代わりという意味もありますが(＾＾ゞ）見ている番組なので、思わず力が抜けてしまいました
地方局ということもあって、他局の朝番組よりもいい意味で肩の力が抜けた（笑）番組構成も気にいっていたのですが、何といっても目玉は、日替わりで登場する３人の外国人パネリスト達！職業は、会社員だったり留学中だったり、ミュージシャン、タレント、通訳・・と様々なのですが、個性あふれるキャラクターがそろっていて本当に面白いのです（笑）もちろん日本語もバッチリで、中には日本人顔負けの流暢さで時事問題を熱く語ったりする方もいて、感心したり。そのトークに引き込まれてあやうく遅刻しかけたこともあったりしました(＾＾ゞ
司会は徳光正行さん。
個性的な外国人パネリストを巧みにリードしつつ、時には朝にきわどい下ネタもちらっと飛び出したり（笑）その引っ込め方も絶妙で、アドリブにも強く肩の力の抜けた司会は朝からリラックスした気持にさせてくれます。
「徳選記事」と題してピックアップするその日のニュースも他局とは一味違う角度からもので、興味深いものがありました。
また「芸能サプリ」と題した芸能ニュースも、やはり民放局では取り上げてくれないような舞台のニュースや映画の紹介などが多く楽しみだったのでそれも残念です
コメンテーターは共同通信社の方で、ニュースの際の的確なコメントが印象的でした。
MXアナは月～水と木～金で２人が担当しているのですが、月～水を担当している小泉アナが我が家では人気でした♪ニュースを読むときの表情も豊かで、トークのときのさりげないコメントの入れ方もほどよく、徳光アナの下ネタをさらっとかわすところもニクイです（笑）
番組の終り30分は「ニッポニアニッポン」と題して毎週テーマがあり、それについて外国人パネリストが自分のお国事情と日本の印象について話すコーナーがあり、一番の楽しみでした
そして各曜日とも個性的なメンバーのパネリストの中で特に私が大好きだったのは水曜日のこの３人です♪
パスカルさん（ベルギー）
通訳・翻訳を本業にされているとても知性ある女性で、お料理の腕前も抜群（よく番組にお手製料理を持参するのですが、いつもメンバーが絶賛！）、時事問題や歴史の説明もバッチリなのですが、その教養をひけらかすことがなくトークも実にさばさばしていて男前
大人の女性とはこういう人をいうんだろうなあと毎回憧れの目でみてしまう
パネリストさんでした。もうそのトークを聞けなくなってしまうかと思うと残念です・・。お疲れ様でした！
李さん（韓国）
子供の頃から日本にいて身につけた日本語を話すパネリストもいる中で、大人になってから身につけた日本語を話す李さんのトークは、色々な人生経験がにじみ出ていて感心することが何度もありました。そうかと思うと徳光さんにつきあって？の脱線トークも面白く（笑）O型らしいのんびりしたところがお茶目だったり。大人の可愛らしさを持った方だなあと思って見ていました。朝の番組お疲れ様でした！
マイケルさん（アメリカ）
風貌は見るからにアメリカ人（笑）のマイケルさんですが、京都育ちで日本人より日本人らしく（笑）彼なりの視点で語ってくれるアメリカ論はとても新鮮でした。時々横から入るパスカルさんの突っ込みも面白く、ヨーロッパ・アジア・アメリカとバランスよく揃った水曜の３人のトークは聞き応えがあり、ついつい時間を忘れてしまいそうになることが度々でした（時計代わりに見てるのに・・笑）３人の面白大人トークが聞けなくなって本当に残念です。お疲れ様でした！
彼ら以外のパネリストも皆個性的で明るく楽しい顔を持ちつつ、日本という異国の地で暮らして日本のよいところ悪いところを率直に感じながら、自分の国を愛し続けている気持が伝わってきて、毎日見ていると不思議と彼らが何だか自分の身内のように感じてきてしまったり。
そんな愛着のある番組が終わってしまうのは本当に寂しいです
日本人だけではついひとつの方向に偏ってしまいそうな話題も、各国のメンバーのおかげで色んな角度から聞くことができてその時間だけでも視野が広がったりと楽しいながらも貴重な時間でした。それもパネリストの皆さんの日本語力あってのこと。そしてこの番組を構成していたスタッフの方もアイディアを捻出するのが大変だったのではないかなと思いました。こういうスタイルの番組を作るのは難しいものがあるかもしれませんが、是非またこのような番組が生まれることを願って・・・
「モーニングサプリ」の皆さん、お疲れ様でした＆楽しい時間をありがとうございました