3/14公開の映画

「PLASTIC CITY」 (監督:ユー・リクワイ 主演:オダギリジョー)

初日舞台挨拶に行ってきました♪


相変わらずぴあのプレリザーブには外れたのですがあせる今回は応援を頼んだ友人が当選し、お友達からも声をかけていただいて無事入場することができました♪(それにしてもこんなに周りが当たっても当選しない私って・・涙)


待ち合わせの劇場前に行くと、そこには報道カメラマンなどのマスコミ陣が。

オダギリさんの舞台挨拶はマスコミが入るときはテンション低いので(^^ゞ 私のテンションもちょっと低くなり(笑)

俄然興味は「バッサリ切った」という髪型に(笑)

ファンになってから幸運なことに毎回舞台挨拶を観ることができているのですが、そんなに短い髪だったときはないのでいったいどんな感じなのかな?とちょっとワクワク音譜

ちょうど渋谷ですでに舞台挨拶を観たという方にロビーで会ったので、髪型について聞いてみるとそんな短いのに

左に流しているので、角度によっては顔が見えないかも(笑)とのジョー報が!

てっきりドラマ撮影用にマジメな!?髪型になっているかと思っていたので、さすがオダギリさん(笑)と皆の期待も高まります(笑)



司会の方の挨拶では、どうやらオダギリさんは今回一人での登壇の様子。

これも今まで観た中では初めてのケースです。さてどうなることか!?


拍手の中登場したオダギリさんは、ちょうど「ゆれる」「メゾンドヒミコ」の頃を思わせるような短いけれども彼らしいスタイルの髪型とファッションでした♪


The Best of Times


声をかけてくださったFさんが当選したチケットがナントB列!だったので、至近距離で見るそのオーラに久しぶりに圧倒されましたドンッシャイなオダギリさんはいつもうつむいていたり、あまり顔を出さないのですが(笑)今回はハッキリ眼が見える距離にいたので(相変わらず下向きかげんではありましたが 笑)その眼力の強さをあらためて感じました。


今回はすっかり見とれていて(笑)ほとんど記憶がないのですがあせるマスコミが入っていてもかなり「本音トーク」(笑)が垣間見れて、変わっていないオダギリさんが何となくおかしかったり、可愛かったり(失礼!)。私の印象を覚えている範囲で書いてみます。


まず映画館がこのシネコンでも一番大きな劇場だったので、その広さに本気で驚いていたのが印象的でした。オダギリさんの映画はいつもミニシアターで小さな映画館のことが多いこともありますが、前回の「悲夢」なんて本当に舞台挨拶するの!?と思ってしまったくらい小さかったし、余計大きく感じたのかも。


この映画は中国・香港・ブラジル・日本の合作でオールブラジルロケだったそうなのですが、ブラジルの印象を聞かれると、ブラジルは怖いイメージがあったけどよかった。人もすぐ仲良くなれるけど、うっとうしい部分も(笑)と。


ちょっと人見知りで神経質なところもあるオダギリさんらしいなあと思いました。高校を出てすぐアメリカに渡っているから国際感覚がある人なんだなとは思うのですが、根底にあるものはとても繊細なんだなと思うので、アバウトなラテン系の国ではそれなりに大変な部分もあったのかも・・(^^ゞ 映画の中で刺青を入れるシーンがあるのですが、その作業もかなりアバウトだったらしく(^^ゞ 日本はちゃんとしているようなことを話していました。

よく海外に行くと日本の作業の丁寧さを再発見する話を聞いたりするので、その気持はわかるなあと思ったり。


映画の中でアマゾンのジャングルに行くシーンがあるのですが、そこでは虫に刺されたり大変だったんじゃないですか?と司会の女性が苦労話に持っていこうとするのですが、どうやらその話はさんざん雑誌や色々な媒体のインタビューで話しつくしたらしく、しばし沈黙の後「初日にくるくらいの人たちだから、その話はもうきっと雑誌で読んでますよ」と話したくない様子だったのですが、個人的にはこの発言がかなりヒットでした(笑)

ファンサービスを積極的にする人ではないと思うのですが、初日に舞台挨拶に来るようなファンの生態(笑)をちゃんとわかっているところが何ともいえずツボです(笑)

まあ私は雑誌は読んでいなかったので、そのエピソード(ヒルに刺されて大変だったとか)は知らなかったのですが(笑)

何とかこれまでに話していない違う話をしたいとしばし考えていて(こういうサービス精神はいつもいいなあと気持よく感じます)映画での役は日系人なのに、日本語を喋らないし日本人だということが伝わらないなと思っていて、日本人であることを感じられるように、自分の母が実際に作った和風の小物入れを映画の中で小道具として実際に使用しているので、そこを是非見てください」というようなことを話してくれました。

こんな風にマスコミへの本音も交えながらも(笑)ちゃんと映画の真髄になるようなことも言ってくれるあたりが、映画人だなあと思ったり。


司会者から海外で撮った映画の公開が続いているがこれからも海外を視野に入れて活躍してくつもりですかと聞かれると、「たまたまそうなっただけで、海外映画にばかり出て調子に乗ってると思われるのは嫌なんですよね。日本での話があればやりますので、調子に乗ってないとココ横見出しで(笑)ばーっと書いておいてくださいね」このときは記者席からかなり笑いがあったのですが(笑)どうやらどの記事もほとんど見出しになってたようです(笑)

コチラ


最後は恒例のフォトセッション。

こういうフラッシュ攻撃の洗礼を浴びている姿を見ると、大変だなあと客席の人間はいつも思ってしまいます。

表舞台にたつ人の宿命ではありますが・・。


いつもはあまり表情のないオダギリさんのフォトセッションですが、今回はカメラマンの女性(公式サイトの人?)が小さなデジカメで写真を撮っていたのを見て「オフィシャルなのにカメラ小さくないですか 笑」などど話しかけるシーンもあって、登壇者がオダギリさん一人なせいか彼なりの気配りのようなものも感じられました。


今回のトークで感じたのは、1年近く海外の現場にいて、やはり日本の現場の良さを再認識したんだろうなあということ。日本ではある程度もうやりつくした感もあって海外のオファーを受けたのかなと思っていたのですが、もしかしたら今は前よりは新鮮に余裕を持って日本の現場にいることができているのでは・・と短いやりとりの中で感じました。(基本は変わってないな~と思いましたが(^^ゞ)


映画は、海外映画祭の評判がイマイチだったこともありあまり期待していなかったのですが、オダギリさんの表情や雰囲気が最近の映画とちょっと違ったものがあり、懐かしさと新鮮さを感じました。

ラテンの国で撮影していたこともあって、陽の部分が引き出されていたり、また映画に出始めた頃を思い起こされる情熱を感じたり・・。知らず知らずに眠っていた記憶が呼び起こされたりした部分もあったのではないかなと思ったりしました。最初の登場シーンは海外でないとちょっと様にならないような、かっこよさを感じましたラブラブ


映画全体は、あまりスッキリしてない印象ではありましたが(題材は面白いと思うのですが・・)舞台挨拶で話を聞くことができたので興味を持って見ることができたのはよかったです。


次のオダギリさんの公開映画が楽しみです♪