今日3月2日は、女優剣幸さんのお誕生日ですクラッカー


剣さん(愛称ウタコさん)は元宝塚月組の男役トップスター。

退団後は、舞台を中心に女優として活動を続けられています。


小学生の頃宝塚に出会ってから、色々なタカラジェンヌを見てきましたが、その中でもウタコさんは私にとって永遠に「特別なスター」ですドキドキ


初めての出会いは、ウタコさんが主役を演じた新人公演(下級生主体で本公演と同じ演目を1日行う公演)を観たときでした。作品はインドを舞台にした悲恋だったのですが、ラストシーンでひとり切なく歌うその姿に何ともいえない哀愁があり、思わずズキュン恋の矢 (この頃から哀愁がある人には弱いです 笑)ひとりの舞台人に「はまってしまった」瞬間でしたドキドキ 

そしてその後観にいった本公演。こちらはお芝居とショーの2本立てでした。このショーは通常の宝塚のショーと違って、フィナーレは全員ピンクの同じような衣装での総踊りだったのですが、誰もが同じように見えてしまうその中で、ひときわ輝く笑顔が目に飛び込んできました目 それがウタコさんだったのです! まるそこだけ浮き上がって私の視界に飛び込んできたような、とびきりの笑顔は今でも鮮明に記憶に残っています。見ているだけで幸せになれて力をもらえる笑顔でした。切なさや哀愁・人間の温かさがにじみでるお芝居ととびきりの笑顔を併せ持つウタコさんにすっかり魅せられてしまい、その日からファン街道まっしぐら(笑)

初めて劇場前でドキドキしながら手紙を渡したときも、舞台と同じ笑顔ドキドキでその人柄にも惹かれました。

それなりに悩み多きティーンエイジャーだった(笑)学生時代、ウタコさんの笑顔に励まされ、人間味あふれる舞台から大きな力をもらっていましたラブラブ


トップスターになってからの公演「ME AND MY GIRL」で演じたビルはそんなウタコさんの魅力が全て花開いたかのような一世一代の当たり役で、この作品を観ることができたのは一生の宝物だと思っていますドキドキ 下町育ちのビルが同じ育ちの恋人サリーと共に、階級の違いを超えて貴族の跡取りになるまでの物語ですが、粗野でも憎めない明るさや温かさ・切なさ全てがビルの魅力となっていて、その姿は今でも忘れることができません。この作品は当時ブロードウェイ・ロンドンと同時上演で、宝塚で上演することは大きなチャレンジでもありプレッシャーもあったと思うのですが、初演から度々宝塚で再演される大ヒットとなったのもウタコさんと当時の月組の名演あってことなのでは・・と思っています。


宝塚退団後の舞台も観にいっていたのですが、ここ何年間かは体調を崩し舞台を観にいけなくなりあせる昨年久しぶりに行ったコンサートで聞いたその歌声の素晴らしさにビックリ!! 以前からその歌声は大好きだったのですが、これまで重ねてきた舞台や経験が歌詞を通してにじみ出ていているかのようで、ハートのある、胸の奥深くに響く歌声はちょっと凹んでいた私にとって大きな大きな力になりましたドキドキ もちろんとびきりの笑顔もそのままでしたニコニコ


これからもその素晴らしい歌声をひとりでも多くの人に聴いてもらいたいという願いと、その歌唱力と温かく深みのあるお芝居と宝塚で培った凛とした力強さ、その魅力の全てが生かせるミュージカルの舞台でウタコさんを観てみたいという願いが、ファンとしての夢でもありますラブラブ


今も昔も変わらないその笑顔に感謝をこめて・・


Happy Birthday音譜