2/7(土)より公開の映画

「悲夢」 (監督キム・ギドク主演オダギリ ジョー/イ・ナヨン)

初日舞台挨拶に行ってきました♪



映画自体は先月試写会で観ていたのですが、オダギリさんはもちろんのこと、大好きな女優イ・ナヨンさんが登壇される
とあって初日舞台挨拶はやっぱり行きたい!と色々と?トライしたものの・・あえなく敗退しょぼん

諦めモードだったのですが、ギリギリで立ち見チケットを譲っていただき、入場することができました♪


もうだいぶ記憶がなくなりかけていますが、曖昧ながら覚えている部分をいくつか・・正確な言葉ではなくて大まかです(特にイ・ナヨンさんは通訳の方を介しての発言だったので、ますます記憶があせる


始まる前に司会の女性からの挨拶・注意事項があり、登壇はオダギリさん、イ・ナヨンさん、通訳の根本理恵さんの順でした。

オダギリさんは帽子を目深にかぶり(ほとんど目は見えませんf^_^;)光沢のある上着でいつもながらのインパクトがある衣装にに場内から思わずどよめきが(笑)イ・ナヨンさんは、ポニーテールでワンピースにベージュの薄いコートで、その顔の小ささにビックリ。透明感と可愛らしさがあって思わずみとれてしまいましたドキドキ


まず2人の挨拶から~


オ「先ほど本日ここにいらした方はぴあの特典をお持ちの方だとお聞きしまして・・ふふふ(と自分で笑う)大きな心でこの映画を」ご覧になってほしいと思います(笑)」


自分で受けてるオダギリさんがオカシイ(笑)ええ、もちろんぴあの「いちはやプレリザーブ」にはおかげさまで思いっきり外れました(笑)でもオダギリさんがいちはやプレリザーブやらプレリザーブなんてものを知ってるか!?は大いに謎ですが(爆)MCの方の「今日は初日ということでぴあの出口調査がありますので高得点をお願いします」という観客へのコメントを意識した発言だったのかも!?


ナ「初日にこんなに沢山の方に来ていただきありがとうございます。オダギリさんが大きな心で気楽にこの映画を楽しんでいい得点をよろしくお願いします(笑)」


通訳の方が入場されるまでどなたかわからなかったのですが、話し始めたらすぐ「根本理恵さんだ!」とわかりました。以前韓国国映画をよく見ていた時期があり、俳優さんが来日されると必ず通訳で同行されていたのでお声に聞き覚えがあったのです。メモのとり方から、言葉の選び方、柔らかく穏やかな話し方などさすが第一人者だな~とナヨンさんが話すときはついつい根本さんに気をとられてしまいました(^^ゞ(ますます記憶が・・あせる


監督の印象について~


オ「キム・ギドク監督の映画はとても好きでよく見ていたのですが、実際に会ってみたらとても穏やかで優しくて田舎のおっさんみたいで(笑)その人柄が全く映画に反映されていなかったんですね(笑)」


ナ「今回の作品に出るまで会ったことはなく、映像や写真で見る限りではいつもニット帽を被っていて何だかちょっと悪いことしそうな人のような印象で(笑)実際に会ってみると繊細で優しい人でした。」


夢について~


オ「夢はよく見ます」MCの方に「夢か現実かわからなくて怖かったり悲しかったりした夢を見たことがありますか?」と聞かれて「そうですね・・あまり悲しい夢はみないですね。どちらかというと面白い夢が多いですね。」といいながら突然すごく大きな声で「ワハハハハ!」と叫ぶオダギリさんに場内もナヨンさんもビックリ。「こんな風に笑いながら起きてなんで笑ったんだろうと思ったりします(笑)」


このときの笑い声はちょっとお芝居の本読みか何かを見ているような激しさがあり、一瞬ですが役者の片鱗を覗いたような気分でしたw


MCの方が続けて「では最近見た一番面白い夢は?」と聞くとしばし考えて「うーん・・さっき違うネタ喋っちゃったんですよね・・」と考える時間がいるので先にナヨンさんに聞いてほしいとリクエスト。


ナ「私は夢を見てもほとんど覚えていないのですが、泣きながら起きて何で泣いているかわからずにしばらく泣いていたり・・ということが時々あります」


ここでオダギリさんに質問が戻り「面白い夢というのではないんですが。最近よく見るのは自分がテロリストで最後に死んでしまう話で1本の映画のようなストーリーで、同じ夢を何度も見るので結末知ってるから途中で起きちゃおうかなと思ったりしますね(笑)」


オダギリさんが出演した「ゆれる」も西川美和監督が見た夢からスタートした映画ですが、何かを創造する人の脳はインスピレーションが湧くような夢を見る構造になっているのかな・・なんて思ったりしました。


最後にこの映画を観る方に~


オ「今日ボクが喋った監督に対する発言は申し訳ないのですが、一切忘れていただいて(笑)先入観なく「大きな心で」(笑)映画を楽しんで帰りには出口調査をよろしくお願いします(笑)」


ナ「日本語と韓国語が使われているので、最初は違和感を感じるかもしれませんが、最初の10-20分で映画に入り込めると思います。又監督は映像にこだわりがあり韓国の美しい建物を選んで撮っているのでその部分でも楽しめると思います。是非気楽な気持でキム・ギドクの世界に身を委ねてください。そしてよい点数をお願いします(笑)」


キム・ギドク監督の作品は韓国内でもいつも評価が分かれることもあり、「大きな心で」「気楽な気持で」というフレーズが度々出てきました(^^ゞ でも映画に限らず何かを見るときにこのフレーズって大切かも・・ですねニコニコ 

さて出口調査の結果はいかに・・!?


初日は渋谷・新宿と2回ずつ計4回の舞台挨拶があり、最後の回ということで2人ともお疲れモードなのでは・・と

思っていたのですが、リラックスした雰囲気で楽しかったです。

ドラマ「勝手にしやがれ」や映画「英語完全征服」などコメディも哀し激しい役もこなすイ・ナヨンさん、「シュリ」「8月のクリスマス」の頃から字幕を拝見していた根本理恵さん、一度会ってみたかった憧れの方たちだったのでとても嬉しかったですドキドキ


またこの新宿武蔵野館は、初めてキム・ギドク映画を観た映画館でもあり(作品は「悪い男」・・・強烈でしたf^_^;)

私が最もはまった日本映画「ゆれる」で足繁く通った映画館でもあるので、その場所でオダギリさんとイ・ナヨンさんの舞台挨拶を見ることができて、個人的に感慨深い初日でもありましたキラキラ


映画の感想はまた後日あらためて・・