たとえば、あなたが3,000円の映画チケットを買ったとします。

でも、当日になって気づく。「あれ…この映画、めちゃくちゃレビュー悪くない?」


そして心の中で戦いが始まるのです。



「せっかく3,000円払ったんだから、行かないともったいない!」

「でも絶対つまらないやつやん…家で寝たい…」



はい、この“もったいない”が暴れ始める原因こそ――

サンクコスト(埋没費用) です。




🔍 サンクコストとは?


すでに払ってしまって、取り戻せないお金や時間のこと。

未来の判断に影響させてはいけない“もう戻らないコスト”のことです。


つまり、





😱 よくあるサンクコストのワナ


ソシャゲの課金地獄


「ここまで課金したんだから、辞められない!」

→ いや、やめていい。


いまさら転職したら“もったいない”


「この会社に何年もいたのに…」

→ その“何年”は帰ってこないですが、未来は変えられる。


読みかけのつまらない本


「買ったし、最後まで読まないと損」

→ 損してるのは“あなたの時間”。




💡 サンクコストを無視すると人生が軽くなる


サンクコストは、“過去”に払ったコスト。

意思決定は、“未来”に向かってすべきもの。


それなのに、私たちはついつい過去に足を引っ張られる。

でも冷静に考えれば…


戻らないものに縛られて、未来を悪くする必要はゼロ。


むしろ、



「過去はもう払った。これから得する行動だけを選ぶ」



これが最強の思考法です。




✨今日の教訓✨


サンクコストは未来を守るために“切り捨てていい過去”。

もったいないと思う心こそ、実は一番もったいない。