電車の中で耳に入ってくる謎ワードのひとつが「アイツはプライド高いからさ~」。
しかも言ってる本人に限って、スーツの襟をピンと立て、腕を組み、まるで「プライド=俺の専売特許」みたいな顔をしている。

でも不思議なんですよね。
プライド低い人って、わざわざプライドの話をしないんです。
本当に余裕のある人は「プライド」という単語すら使わない。
逆に「アイツはプライドが~」と大声で語る人ほど、周囲から「お前のプライド、机からはみ出してますけど?」と思われているわけです。



 

 




大声自己紹介の法則

大声で言えば言うほど、それは自己紹介になる。
「アイツはプライド高い」→「はい、私はプライド高いです」
「アイツは自己中だから」→「はい、私は自己中です」

電車の中で披露されるこの“逆説の心理テスト”、
聞いてるこっちは無言で「なるほど、そういう人なんですね」と認定作業をしている。


結論

電車の中で「プライド」という単語を叫んでる人を見かけたら、
心の中で静かに「ご自身のプライド、お忘れですよ」とアナウンスしてあげましょう。
だいたい本人がいちばんプライドに支配されているのだから。