マッサージや整体に行くと、先生が真顔で「ここがトリガーポイントですね~」とか言ってきます。こっちは「え、何それ?ボタン?」って思いつつ「ほえー」と返すのが精一杯。だって説明もなくカタカナ単語を投げられても、なんかゲームの必殺技っぽいし、押されたら爆発しそうじゃないですか。
実際はどういうもの?
真面目に言うと、トリガーポイントとは筋肉がこって固まってしまった“しこり”みたいなもの。そこを押すと「あああああ!」っていう謎の痛みが走り、しかも痛いのは押された場所じゃなくて離れたところ。首押されたのに頭痛が治るとか、腰を押されたのに足に響くとか。つまり、体のスイッチ版「Wi-Fi中継器」みたいなやつ。
日常で例えると
リモコンの効かないテレビ
「電池入れ替えても反応しないなー」と思ったら、実はリモコンのボタンが固まってただけ、みたいな現象。職場の“あの人”
普段は静かだけど、ある一点を突くと急に爆発して全部のストレスをぶちまけてくる…。これも立派な人間トリガーポイント。スマホの画面割れ
画面の下のほうだけちょっと割れてるのに、なぜか全体のタッチが効かなくなる。まさにそんな感じ。
まとめ
「トリガーポイント」という言葉を聞いたら、とりあえず「ほえー」と言うのは正解。詳しく知ると「あ、筋肉界の地雷原ね」とわかります。マッサージ師さんが「ここがトリガーポイントです」って押してきたら、「え、爆発しないですよね?」と一言ボケてみると、その場が和むかも
