営業職にとって外回りは日常。地図アプリとスケジュール帳を片手に、今日も街を駆け巡る。が、予定には絶対書かれていない、突如襲いくる「腹のSOS」。そう、外回りサラリーマン最大の敵——「トイレ問題」の到来である。
最初は余裕だった。「まぁコンビニあるでしょ」「どっかのビルで借りればいいか」なんて甘い考えでいた自分を殴りたい。駅のトイレ?満室。コンビニ?使用中&順番待ち。カフェ?ワンドリンク制。公園のトイレ?怖い。結局、歩き回ること20分、もはや汗なのか冷や汗なのかわからない状態で辿り着いたのは、なぜか一番綺麗だった市役所のトイレ。ありがとう行政。
外回りの何がつらいって、天気とか靴擦れじゃないんです。トイレの確保がミッションなんです。トイレを制する者が、午後のパフォーマンスを制する。これは経験者だけが知っている真実。
しかもこのサバイバル、毎回舞台が変わる。新宿、上野、横浜……どこでもトイレ難民になれる。もう少しで「全国トイレマスター」みたいな称号もらえそう。Googleマップよりも精度の高い「トイレレーダー」が欲しい今日この頃。
ちなみに今日の教訓:お腹が痛くなる前に、見かけたら入っておけ。
あなたはこんなトイレ探しの旅、経験ありますか?
