社畜生活も数年が経つと、仕事そのものよりも“メールの言い回し”に神経をすり減らすことが増えてくる。とくに厄介なのが、「了解しました」の呪い。
使いすぎると雑に見える。でも下手に言い換えると、逆に違和感を持たれかねない。そんな言葉のジレンマに、今日も多くのサラリーマンが苦しんでいる。
たとえば「承知しました」はちょっと堅すぎるし、「かしこまりました」はなんか料亭か?ってなる。
「確認いたしました」は確認しただけで了解はしてないニュアンスになるし、「認識いたしました」はちょっと責任逃れ感が出るから注意が必要だ。
気軽に「オッケーです!」とか書こうものなら、地雷メールとして上司からピンポイントで突っ込まれる可能性もある。
そして行き着くのは、何度も見た“「了解しました」「承知しました」「確認しました」のローテーション”という名の迷宮。
最近では、「拝見いたしました、ありがとうございます」→「内容確認いたしました、問題ございません」→「ご連絡ありがとうございます、承知いたしました」と、パズルのように組み合わせて対応してるが、
正直、頭のメモリがこのせいでかなり圧迫されてる気がする。なんなら「既読スルー」という選択肢が一番効率的なのでは…と一瞬よぎるが、それをやったら最後、自分が“了解されない側”になってしまうのだ。
結論:「了解しました」に代わるパーフェクトワード、未だ見つからず。

