脱サラしてBARをやってみた                ~<追記>コロナ禍での新たな気付き 個人経営飲食店の実態 -4ページ目

当店が自主的に営業自粛を行った背景には、医療従事者の方の生の声に影響を受けたからです。

僕はお客様や友人に何人かの医療従事者の方がいます。

その方々から2020年3月の時点で、以下のような話を聞いていました。

 

・確かにコロナはインフルエンザのようなウイルス性の風邪であり重症化しない感染者が多いと思われる。

・しかし、ワクチンがなくインフルエンザほど感染を抑えられる手段がない。

・しかも、現状では病院側が感染拡大に対応できる体制が整っていない。

・このままでは、病院が患者をすべて受け入れることが出来ず、救えるはずの命をみすみす見殺しにせざるを得ない状況になってしまう可能性がある。すでに海外では命の選択が行われているケースもある。

・さらにコロナ以外の病気の方の検査、治療、手術などが先延ばされ、さらに救えるはずの命を救えなくなってしまう可能性がある。

 

報道などで聞いている話よりも、より切迫した状況にあるのだと感じました。

そして、自分個人の事よりも、今は社会全体のことを優先すべきという信念が生まれました。

前回整理した、自治体からの要請に対して当店は全て応じてきました。

 

最初の対応は4/1でした。

当店の隣接県である東京都が『「ナイトクラブ、バーへの立ち入り自粛」を要請』されたためです。

その時の理由を僕はブログにこう綴っています。

 

『<今回の休業を決定した経緯>

3/30に東京都知事から東京都民へバー等への出入りを控えるよう要請がありました。

一方、当店のある千葉県では3/31現在、そこまで具体的な要請は出ていません。

しかしながら、当店のバー営業のお客様は「東京都勤務」の方が過半数である事から、当店でも東京都の要請を受け止めるべきと判断し、バー営業の自粛を決めました。

ランチに関しては、『食事の提供』を目的にしている事から、現状では継続して営業することにしました。

また、今後も国及び地方自治体の要請に準じて営業方法を決めていくつもりです。』

 

つまり、千葉県から何の要請も出ていない時点で営業自粛を行いました。

日本では2020年はじめに感染が拡大し始めた新型コロナウイルスによって、飲食店も様々な要請を受けました。

また、それらの要請と共に、助成金も給付されました。

まずは、それを時系列で整理したいと思います。

これを書いているのは2021年1月。

当店がある一都三県に二回目の緊急事態宣言が発せられた直後です。

飲食店には、昨日から20時までの営業、酒類提供は19時までと要請が出されました。

この要請は2月7日まで継続する予定で、感染状況次第ではさらに延長される可能性もあります。

 

※本ページを掲載する日が2/2(火)となり、まさに緊急事態宣言の延長が発表される事になりそうです。

一度、書き終えたこの小規模飲食店ノウハウブログに、新たに付け加えて書きたいと思ったのは、新型コロナウイルス感染拡大によって全世界が未曽有の事態に陥った中、その中で、小規模飲食店としての新たな気付きを得たからです。

 

この未経験の事態に、僕が何を考え、何をしてきたかを具体的に赤裸々に書きたいと思います。

 

ただ、コロナ禍の今、それらのやり方が正しかったのかもまだ、分かりません。

しかし、だからこそ、結果論でない生々しい姿をお伝えできるのではないかと考えました。

よろしければ、お付き合いください。