当店では広告宣伝活動というものをほとんどやっていません。
やっているものといえば、地図やメニューなどお店の情報を告知しているHPと、お店とは関係ない日常の出来事を綴っているブログぐらいです。
さらには、たまに頂く雑誌などの記事取材もありがたいなとは思いながら、ほとんどお断りしています。
もちろんそれには理由があります。
広告、ましてや記事掲載されれば、新規のお客様の誘引には大きな効果があると思います。
しかし、それは以前述べたお店の何等かの要素に共鳴されてご来店頂く自然な来店経緯とは異なり、作為的な誘引手段が施されたある意味誘導された来店経緯となります。
そうしてご来店頂いたお客様は、当店と個性の似通ったお客様である確率は下がるはずです。
とすれば、お店にとっては短期的には新規顧客獲得という効果があっても、既に常連客となって頂いているお客様達にとってはお店の雰囲気を変える要因になるかもしれません。
しかも、ぼくは広告など、誘導された手段で来店頂いたお客様の定着率は低いと思っています。
懸念としてはこうです。
広告を実施すれば、短期的な来店誘引にはなるかもしれませんが、そのお客様達は定着しにくく、既存のお客様が離れる危険性もあり、中長期的には有効とは言えないのではないか。
もちろん、お客様の回転率を重視し、常連客よりも新規客の獲得を優先する居酒屋さんのような業態であれば、広告活動は重視されるべきでしょう。