負けたとは思わない | baritontaroのブログ

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趣味の声楽などに関する勇み足風の
所感です。たまに本業の印章彫刻に
ついてもホンネを暴露します。

時に顰蹙を買うようなことを言います
が、何卒ご容赦のほどを。

みなさん、こんばんは。

もう「TARO~ニュース」はやめます。

 

 

御存知のとおり、大統領就任式には何事も起こらず、めでたく(笑)バイデン新大統領の誕生となりました。うっすらとした逆転の可能性は否定できないものの、すでに大統領ではなくなったトランプに大きな期待をかけることはできないと思います。

”We will see you soon.” はかっこいいですけれどね。「ヨハネ黙示録」みたい。

どうせなら”I will be back.”とシュワちゃんへの皮肉をこめてやったれやい(笑)。

 

 

結果的には敗北でした。

でも私(たち)が間違った道を突き進んでいたとは思っていません。

正しい者が勝利するとは限らないということ、これも厳しい現実です。

私は、金と不正と暴力によって何でもできるのだという風潮がアメリカ社会に蔓延していくことに激しい憤りを感じます。

 

 

政治とは力関係です。力及ばなければ敗れます。

しかしそれでも、ならぬものはならぬのです。

 

 

↑ネットからお借りしました。

 

 

ネット上では、トランプ支持者のことを「洗脳された者」とする見方が広がっています。「陰謀論者」とか「カルト信者」と露骨に嘲る者もいます。中には心やさしき人もいて、聖書の「放蕩息子」の譬えのように、「正しい道に立ち返りなさい」と呼びかける人もいます。

 

 

しかし、私は立ち返りません。誹謗する人、善意の歓待者に対しては、逆に「あなたたちはどれほどのことを知ってそういうことを言うのですか?」と問うばかりです。不正選挙、外国絡みの贈収賄、政敵の暴力的な打倒、幼児誘拐、少女売春・・・・こういった悪辣な犯罪に対して「大した問題ではない」と目を背けてきたのはあなたたちではないのですかと問いたい。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

あんまり悲観的なことばかりつぶやいていたのでは私自身がまいってしまうので、以下に今回の選挙情報に関わった感想を書きます。(スルーしてけっこうです)。

 

 

2ヶ月半ほどの期間でしたが、けっこう楽しませてもらいましたよ。あふれる情報の洪水の中で、どれが正しくどれがフェイクなのか、見定めるのは非常に難しいものがありました。間違った情報を真実と判断してここに載せてしまったものもあると思います。その点は御寛恕ください。

 

 

これまで続けられたのは、似たような経験をしていたからだともいえます。かつて歴史学会の末席を汚していたころ、歴史史料漁りはとても楽しい作業でした。『大日本史料』など研究し尽くされたものを除けば、史料は玉石混淆です。全国を廻って史料を求め、蔵出し文書の山から、これはと思われるものを見出したときは何物にも代えがたい喜びがありました。

 

 

↑ネットからお借りしました。

 

 

今回の情報取りは、そのころの楽しさに似たものを感じていました。ただ、歴史史料の吟味には相対的に十分に時間をかけることができたのに、ジャーナリズムの真似ごとをやるには時間との勝負だったのが大きな違いでした。自己判断では自信がないので、メジャーの判断に頼ったり、伝聞を伝えたりというのは已むを得ないものがありました。そんな過程で若干はマスメディアの記者に同情したりしました。

 

 

そんなところで、また新たな問題の到来を期待しつつシリーズ「大統領選」を終えたいと思います。最後になりましたが、ブロ友さんの中には少数でも私と同じような考えを持つ人がいらっしゃることを知り、大変勇気づけられたことを記しておきます。

 

 

ありがとうございました。