石ノ森章太郎④
ケンカセッション①
「市塙駅」(真岡鐵道・真岡線)
はなわ駅①で
石ノ森章太郎と音楽の話をしたので
はなわ駅②は
その続き
「市塙駅」がある栃木県は
ジャズ界のスーパー・レジェンド
渡辺貞夫の出身地
石ノ森章太郎→ジャズ
うろ覚えだが
昔、ジャズの書物を読んでいたら
石ノ森章太郎が
マイルス・デイヴィスとセロニアス・モンクの「クリスマスのケンカ・セッション」を漫画化してあることが書いてあったような気が・・・
もちろん、その漫画自体は読んだことはない
ネットで調べてみると
「FMレコパル」という雑誌に
ミュージシャンを題材とした漫画が連載されていて「クリスマスのケンカ・セッション」は、その中の一編だということが判明
しかも、その執筆陣が
石ノ森章太郎をはじめ
手塚治虫
黒鉄ヒロシ
松本零士
さいとうたかを
ジョージ秋山
などなど
超一流漫画家だ!
音楽ファンとしては是非とも読んでみたいな(「レコパル・ライブ・コミック」)
ただ、この「クリスマスのケンカ・セッション」
実際にはケンカはなかったとされるのが定説のようだ
マイルスはモンクに、自分の即興パートでのピアノのバッキングはやめてくれと言ったのは事実らしいので
モンクはマイルスに
「文句(もんく)のひとつは言ったかもしれないが・・・」
『マイルス・デイヴィス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ』というアルバムの一曲目『ザ・マン・アイ・ラブ・テイク2』は緊迫感にあふれた演奏で
これが「クリスマスのケンカ・セッション」と言われる由縁だったのかな
しかもその後、
マイルスの「コロムビア・レコード」でのメジャーデビューのきっかけが
ニューポート・ジャズ・フェスティバルでのモンク作曲の「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」演奏であった
まあ
ケンカは無かったとみるのが妥当だろうな
夜の真岡線