こんにちは、バリサポです!
最近、身の回りのものを整理する
「終活」や「断捨離」を意識される方が増えていますね。
重い家具を処分したり、
古い書類をシュレッダーにかけたり。
でも一番身近にある「あの場所」の整理、
忘れていませんか?
それはあなたの手元にある
「スマートフォン」です。
私たちが毎日当たり前のように使っているスマホ。
実は、私たちが思っている以上に、
中には「家族には見えない、触れない宝物とリスク」が
ぎっしり詰まっています。
これがいわゆる
「デジタル遺品」です。
「私は機械に詳しくないから、
死んだら家族がショップに持っていけばいいでしょ?」
そう思われている方も多いのですが、
スマホの中のデータは膨大で家族が対応しきれないかもしれません。
今日は、50代以上の方が特によく使っているサービスを中心に、
「もしも」の時に家族が途方に暮れないための、
具体的な注意点と準備についてお話しします。
facebook : 思い出を凍結させないために
同窓会のような感覚で、
昔の友人との交流を楽しめるFacebook。
ここは、SNSの中でも「もしもの時の設定」が進んでいる場所です。
もしあなたが亡くなった後、アカウントを放置していると、
誕生日にお祝いの通知が友人に届き続けたり、
最悪の場合、乗っ取りの被害に遭って友人に迷惑メールが送られたりすることも。
【やっておくべきこと:追悼アカウント管理人の指定】
Facebookには「自分が亡くなった後にアカウントを管理してもらう人」を
あらかじめ指名できる機能があります。
1. アプリの「設定」→「個人情報」を開く
2. 「アカウントの所有権とコントロール」をタップ
3. 「追悼アカウント設定」から、信頼できる家族や友人を一人選ぶ
これを設定しておくだけで、あなたが亡くなった後、
その管理人が「追悼」という形でページを維持したり、
安全に閉鎖したりできるようになります。
X(旧Twitter):放置は「なりすまし」の温床に
趣味や情報収集などで使っている方も多いX。
一番怖いのは、長期間ログインがないアカウントが乗っ取りの標的になり、
あなたの名前で勝手に怪しい広告が発信されてしまうことです。
【やっておくべきこと:アカウント削除】
最近Xにログインしていないなら、
アカウント削除のタイミングかもしれません。
気づかないうちにアカウント被害にあってしまうなら、
思い切って削除してしまうことも残された家族には負担も減ります。
LINE:家族との写真が消えてしまうリスク
トーク画面に流れてきた孫の写真や旅行の写真、
そのままにしていませんか?
スマホの契約を解約し、アカウントが消えてしまうと、
家族側の画面からも、あなたとのトーク履歴や写真が見られなくなるケースがあります。
【やっておくべきこと:写真は「アルバム」へ】
トーク画面に貼っただけの写真は、
一定期間が過ぎると開けなくなります。
大切な写真は、必ずLINEの「アルバム」機能に
保存しておきましょう。
アルバムに入れておけば、万が一の時も、
ご家族のスマホからいつでも写真を見返すことができます。
意外な盲点!「サブスク」の自動引き落とし
月額数百円から数千円を払っている、
音楽配信、動画サービス、あるいは健康アプリ。
これら「サブスクリプション(定額サービス)」は、
スマホを解約しただけでは「契約解除」にならないパターンがあるのをご存知ですか?
本人が亡くなった後も、クレジットカードが生きていれば、
ずっと毎月お金が引かれ続けてしまう。
家族が気づくのは、
数ヶ月後の明細を見てから。
【やっておくべきこと:支払先の一覧表を作る】
1. クレジットカードの明細を1ヶ月分チェックする
2. 「毎月引かれているもの」を書き出す
3. そのサービス名と、解約に必要なIDをメモしておく
これだけで、ご家族の負担は劇的に減ります。
終わりに:デジタル整理は「究極の思いやり」
「デジタル遺品」と聞くと、なんだか難しくて、
「まだ私には早い」と感じてしまうかもしれません。
でも、家の中の大きなタンスを動かすのと違って、
スマホの整理は、リビングのソファで、
お気に入りのコーヒーを飲みながら進めることができます。
パスワードを一つ書き留める。
LINEの写真をアルバムに移す。
たったそれだけのことで、
未来のご家族が救われます。
それはあなたが家族へ送る、
優しく目に見えない、感謝の気持ちです。
「スマホの中身を整理したら、
なんだか心がスッキリした!」
そんな前向きな気持ちで、
今日から一歩、始めてみませんか?
明日はきっと、
もっと身軽なあなたで過ごせるはずですよ。
