終活という言葉を聞くと、
「自分でちゃんとやらなきゃ」
そう思う方は多いのではないでしょうか。
家族に迷惑をかけたくない。
できることは、
自分で片付けておきたい。
その気持ちはとても立派で、
とても優しいものです。
でもその一方で、
こんなふうに感じていませんか。
「一人でやるのは、正直しんどい」
「誰かに聞きたいけど、頼みにくい」
実は、終活が途中で止まってしまう
大きな理由のひとつが、
「全部一人でやろうとすること」なのです。
終活は、
片付けや手続きだけでなく、
気持ちの整理も含まれます。
だから思っている以上に
エネルギーを使います。
それを一人で抱え込めば、
疲れてしまうのは当たり前です。
ここで、
少し考え方を変えてみてください。
終活は、一人で完結させなくてもいい。
むしろ、人に頼ることも
立派な終活なのではないでしょうか。
「頼る」と聞くと、こんなイメージを
持つ方もいるかもしれません。
・迷惑をかける
・甘えている
・できない人だと思われる
でも、終活における「頼る」は、
そういう意味ではありません。
自分の状況を、
きちんと伝えること。
分からないことを、
分からないと言うこと。
それだけで十分なのです。
では、
具体的にどう頼ればいいのでしょうか。
これから「人に頼る終活」を
ご紹介します。
人に頼る終活の行動
① 「話すだけ」でいい人を決める
家族でも、友人でも、
専門家でなくても構いません。
「終活の話を聞いてくれる人」
を一人決めるだけで気持ちはぐっと楽になります。
② 分からないことは、そのまま聞く
「よく分からないんだけど…」
その一言からでOKです。
調べてから聞こう、整理してから相談しよう、
そう思わなくて大丈夫です。
③ 手伝ってもらう範囲を小さくする
全部お願いしなくていい。
「この書類だけ見てほしい」
「スマホのここだけ教えてほしい」
頼む範囲を小さくすると、
頼るハードルは下がります。
④ 一緒にやる時間を作る
一人でやると進まないことも、
誰かと一緒だと進むことがあります。
親しい人と気軽な気持ちで、電話をしながら。
お茶を飲みながら。
終活は、
黙々とやらなくてもいいのです。
終活を、「自立の証」のように
考えてしまう方もいます。
でも、
本当の意味での自立とは、
必要なときに助けを求められること
なのかもしれません。
人に頼ることは、
弱さではありません。
むしろ、これから先の人生を
安心して過ごすための大切な準備です。
「自分が倒れたらどうしよう」
「迷惑をかけたらどうしよう」
そう考える前に今から少しずつ、
人とつながっておく。
それも、
立派な終活だと思いませんか?
新年は、新しいことを始めるだけでなく、
考え方を変えるのにも良いタイミングです。
終活は、
一人で頑張らなくていい。
誰かと一緒に進めても、
誰かに助けてもらっても、
それでいいのです。
今年の終活は、
少しだけ人に頼る。
そんな一歩から
始めてみてくださいね。






