ドアは開かなかった。もう居るはずがない。居るならあんな書き置きを置いていかない…と圭介は諦めた。
自宅に戻った圭介は少しボーっとしていたが、そのうち深い眠りについていた。
夕方5時過ぎになって起き上がった圭介は携帯の着信を知らせるランプ点滅を見つけメールをチェックした。
幾つかのメールの中には絵里のものは無かったが、玲子から2件入っていた。
絵里との最初で最後だろうSEXの余韻。身体中に残る絵里の匂いが圭介の気持ちを落ち込ませていた。
玲子からのメールを見る気持ちにもならず、そのままにして煙草に火をつけてテレビのスイッチを入れた。
ちょうど夕方のニュースが流れていた。
その時携帯にメールが入った。