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「愛と死の記録」最終回は先ず当ブログではお馴染みになりましたケロリンこと浜川智子の紹介からです。
彼女は松井和江(吉永小百合)と同僚のふみ子役で、十字屋楽器店に勤めています。

この作品でも彼女は松井和江を支える役を見事に演じております。
広島弁も吉永小百合よりも上手いです♪

ストーリーに戻りますが、松井和江は白血病が悪化した三原幸雄を懸命に介護しますが、甲斐もなく亡くなります。


言い忘れていましたが彼女のあだ名は「バンビ」と言います。
そして病院長(滝沢修)の「愛の為には人は自殺さえ・・・」の言葉に感化され、バンビ人形(一番下の写真)の底に二人の名前と享年を書いて自殺します。


最後は悲惨な結末に終わりましたが、この作品はやはり原爆の恐ろしさとその後遺症に苦しむ人を伝える作品です。


そして、この作品に一番影響を受けたのは吉永小百合本人で、彼女はこの作品後「核兵器廃絶運動」そして東日本大震災後は「反原発運動」を行っています。
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松井和江(吉永小百合)は三原幸雄(渡哲也)のバイクに乗り、友人らと二組で呉線沿線の海岸に遊びに行く。


上の写真は呉線を走るC59-164です。

この機関車は現在京都の梅小路蒸気機関車館で静態保存されております。


下2枚は松井和江の自宅付近でのシーンです。
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今回も吉永小百合主演作品から
昭和41年日活「愛と死の記録」です。


あらすじ
三原幸雄(渡哲也)の乗ったバイクが楽器店に勤める松井和江(吉永小百合)に接触しそうになり、商品のレコードが割れてしまう。

これがきっかけになって二人は付き合い出しますが、三原幸雄は4歳の時に原爆で被爆し、白血病を患っていた。

今回も重いテーマの映画であります。


上の写真はずぶ濡れになった吉永小百合

下の写真の光は広島市民球場のカクテル光線です。


吉永小百合の相手役は、本来ならば黄金コンビの浜田光夫なんですが、事件による眼の怪我で渡哲也に変更されました。
渡哲也はこれが吉永小百合と初共演で、自らがこの作品をセレクトしチャンネルNECOで放送されました。


尚・浜田光夫の眼の怪我についてはWikipediaを参考にして下さい。
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「キューポラのある街」最終回は北朝鮮帰還事業です。

この作品はジュンの父親石黒辰五郎の解雇を巡る労働組合の問題や、ジュンの高校進学問題、そしてジュンの弟タカユキの友人である在日朝鮮人のサンキチ一家の朝鮮人差別問題等盛り沢山のテーマがあるのですが、最大のテーマは在日朝鮮人が北朝鮮に帰還するいわゆる「帰還事業」です。

上の写真は川口駅前に集まった在日朝鮮人の集会

彼等は先ず上野に向かう列車に乗り、そして新潟行の列車に乗り換えて船で北朝鮮に帰還します。
「帰還事業」については現在では批判的な意見が大勢ですが、当時としては左翼勢力だけではなく、日本政府も認めていた事なので、当時を知らない者としては何とも言えませんが、この映画が「帰還事業」に大きな役割を果たしたのは間違いありません。

「キューポラのある街」は北朝鮮でも上映され、吉永小百合は北朝鮮でも有名人になっております。
作り手の意図が何処にあったのかは判りませんが、この映画ほど「政治利用」された作品はないでしょうね。

そして下の写真は帰還列車に乗って手を振るサンキチです。

サンキチは父親(浜村純)と共に帰還列車に乗り込みますが、里心がついて川口に戻ります。
しかし、再び帰還列車に乗り込み北朝鮮に帰還します。
この写真は前回紹介したEF57牽引の客車列車です。
その後の北朝鮮を知っている私は、サンキチに「行くのをやめろ!」と叫びたくなりました。
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キューポラの鉄道シーン 3回目はまた列車画像です。


上の写真、ジュンとタカユキの後ろに映っているは、貨物と一緒に牽かれているキハ58系気動車

真ん中の写真は荒川鉄橋を走るEF57牽引の客車列車

下の写真、ジュンとタカユキが橋梁から眺めているのはEF57牽引の客車列車です。

この列車の詳細については明日のブログに書かせて頂きます。

列車シーンはほかにもEF57牽引の急行列車等がありましたが、夜間のシーンでアップに適さない画像なので割愛します。


明日は最終回です。