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キューポラの鉄道シーン

2回目は川口駅舎と自動券売機を紹介します。

ジュンの弟タカユキが切符を買うシーンなんですが、硬貨を入れた後ボタンではなく、レバーを持って下に下げています。
昭和37年当時の自動券売機はこのような仕組みになっていたのですね。

浦山監督はこの自動券売機のシーンも、次代に残す様な撮影をしていました。

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「キューポラのある街」の劇中には多くの鉄道シーンが登場します。

そこで今日から3回に分けて、鉄道シーンを紹介します。


上の写真は冒頭に映る京浜東北線の旧型国電

真ん中の写真はキハ58系気動車

下の写真は80系電車です。

浦山監督は鉄ちゃんだったと思いますが、アップの映像があまりないのが残念です。
しかし、旅物や鉄道映画でもないのに、これほど鉄道シーンの多い作品は珍しいですね。
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この作品を観て一番に思ったのは、当時の生活を強調した撮影です。
まるでこの時代の生活の記録を後世に残す様な撮り口ですね。

上の写真は石黒家の近所の内部
テレビで相撲中継を観ているジュンの弟タカユキと友人のサンキチ
此処はジュンの家ではなく、近所のテレビのある家に行って観ています。

当時はこんなことが普通に行われていたのでしょう。

真ん中の写真はジュンの勉強部屋、勉強部屋と言っても個室ではありませんよ。
当時の歌手のプロマイドかポスターを飾っています。

下の写真は川口オートレース場の様子

当時のコースは舗装されてなくダートでレースが行われています。
オートレースファンには貴重な映像でしょうか。

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以前紹介した「青春のお通り」を観てから今更ながら吉永小百合が気になり出しました。

そして偶然にも今年は日活創立100周年で、日活主体のCS放送「チャンネルNECO」で吉永小百合の代表作品を観ることが出来ました。

今回はその中から、吉永小百合の出世作であり、最も代表作でもある
昭和37年作品「キューポラのある街」を紹介します。


あらすじ
埼玉県川口市の鋳物職人、石黒辰五郎(東野英治郎)は会社から解雇される!
川口市の街を舞台に、当時の社会問題の真相を画いた社会派映画です。


吉永小百合は石黒辰五郎の娘ジュン役を演じ、この作品で史上最年少のブルーリボン賞最優秀主演女優賞に選ばれました。
吉永小百合は撮影当時16歳ですが、主演女優賞に相応しい堂々とした演技を見せております。

ですが、一つ問題があります。
「ジュン」は下町に住む中学3年生の設定なんですが、吉永小百合があまりにも堂々とした演技でしっかりしておりますので、とても中学生には見えません!

リアリズムの点からすれば問題で、今回初監督になる浦山桐郎も当初は吉永小百合が主演するのには反対で、何とか降板するように工作しましたが、吉永小百合の熱意に負けたそうですね。


そして、キューポラとは鋳物工場の特殊な形の煙突の事で、下の写真がそうです。
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ユリ(三ツ矢歌子)は、東京球場売上金強盗犯になった矢代五郎(和田桂之助)と逃亡するため、待ち合わせの上野駅に向かった。

「裸女と殺人迷路」最終回は、新潟行の急行「越路」をアップします。

「越路」は新潟行初の急行列車として、昭和27年に誕生しました。

しかし、4年後に誕生した後輩の急行「佐渡」に追いやられて、夜行急行転身を経て最後は「佐渡」に吸収されてしまいました。
「越路」のネーミングも中々良いと思いますけど、「佐渡」には勝てなかったのですね。

急行「越路」の牽引機関車は、当時EF57形電気機関車が担当でしたが、この時は蒸気機関車(形式不明)が牽引していますね。