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11月の初頭から続いた吉永小百合の映画特集も、年末の一本を残してようやく一段落しましたので、今日からは予告しました「吉永小百合第三弾」を開始します。


最初の作品は、吉永小百合の初主演作になる
昭和35年日活「ガラスの中の少女」です。


作品内容は中学の同級生だった二人が、育った家庭の貧富の違いから親から付き合う事を反対され、「純潔のまま死ぬ事」を決意して心中する話です。

ただ、心中するまでに重く悩む描写はなく、「あっさりと!なんとなく心中する軽い感じ」に仕上げたのが、ある意味斬新かなと思いました。


吉永小百合は水死体のシーンから登場します。

作者の有馬頼義氏や若杉光夫監督が、実際にはどのような意図でこのシーンを描いたのかは知りませんが、私はこのシーンを観て、これはイギリスの画家ジョン・エヴァレット・ミレーの代表作「オフィーリア」をイメージしたなと思いました。
※吉永小百合はこのシーンの撮影では実際に失神したそうです。

そして、高校生・端代役の吉永小百合は役柄と同じ歳の15歳
めちゃくちゃ初々しいですね♪

そして、浜田光夫(工員の陽一役)はこの作品が映画デビューで、デビューから吉永小百合とのコンビが実現!このコンビは「ゴールデンコンビ」と言われ、二人は45本も共演する事になります。





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「俺は都会の用心棒」での鉄道シーンは、ヘリコプターから撮影した東海道本線を走る153系急行電車です。

列車名は不明ですが、「アパッチの映画EXPRESS」とブログタイトル名を変更して最初の「急行」登場であります(笑)

次に池袋駅前に停車するトロリーバスですが、以前「女妖」の時に紹介したトロリーバスと同系統の浅草行と思われます。


最後に、この映画のヒロインは浅丘ルリ子です。

彼女は管制塔のオペレーター役(秋山ゆかり)を演じ、速水八郎(小林旭)とは恋人同士の設定の様ですが、恋人同士と伺えるシーンはなく、あくまでも会社の同僚と考えた方がいいでしょう。

しかし、この頃プライベートでは、二人は同棲をしていた間柄でありました。


この作品での「アキラ」は「ルリ子」よりも「ヘリコプター」が恋人だったのです(^-^*)/

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今日からは小林旭主演
昭和35年日活「俺は都会の用心棒」です。

ヘリコプターシーンを除けば典型的な「日活アクション映画」なんですが、池袋西武百貨店にあるヘリポートの映像は極めて貴重であると判断しまして取り上げました。

池袋西武百貨店のヘリポートは、昭和34年から僅か4年間だけ存在しました。

しかし、百貨店内でボヤがあり、そのとばっちりからヘリポートそのものも閉鎖されたそうです。

百貨店の屋上にはちょっとした遊園地もあり、ヘリポートと合わせてアミューズメント要素は高かったはずと思うのですがね。

下の写真は主演・速水八郎役の小林旭

ヘリコプターに乗せた客が犯罪組織の一味だった事から、事件に巻き込まれますが、後にセスナ機を使った沖雅也主演のテレビドラマ「GO!GOスカイヤー」の先駆けになった作品でしょう。
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「スチャラカ社員」には、中田ダイマル・ラケットやルーキー新一、かしまし娘等沢山の芸人さんが登場しますが、何と言っても劇中唯一の芸を披露した「宮川左近ショウ」の浪曲漫才がこの映画最大の見所です(^-^*)/

全国的には馴染みが無いのかも知れませんが、関西では超有名人のトリオでした。


関西では昔、土曜日のお昼1時から「ふんわかふんわか♪」のテーマ曲でお馴染みの、なんば花月からの「吉本新喜劇」を観て、2時からは「道頓堀アワー」という道頓堀・角座からの寄席中継を観るのが定番でした。

宮川左近ショウはこの番組のトリを勤める事が多く、「まいど~皆様お馴染みの~♪」で始まる口上は関西人ならば誰しも知っていました。

しかし、この映画では「道頓堀アワー」当時よりももっと若い「宮川左近ショウ」の実演が拝めますので、演劇ファンには「涙モノ」の作品であります。
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「スチャラカ社員」では列車シーンそのものは映っておりませんが、鉄道関連の映像を2つ紹介します。

先ず大阪駅舎です。

大阪駅舎は「青春のお通り」の時も紹介しましたが、今回は正面からの映像です。

大阪駅についてですが、先々週の土曜日の朝に何気なくCSで放送されている「月光仮面」を観ていたら、昭和33年当時の大阪駅の駅舎やコンコースの様子が詳しく紹介され、しかも大阪駅9・10番線ホームでアクションをするという現在では到底有り得ないシーンを観る事が出来ました。

惜しむらくは番組を録画していなかった事です(ノ_・。)


そして、四条通での祇園祭山鉾巡行のシーン

この当時はまだ京都市電が走っておりまして、架線が映っていますね。