今回紹介する作品は


1976年(昭和51年)松竹

「やさぐれ刑事」

渡辺祐介監督



あらすじ

札幌の西野剛警部補(原田芳雄)は神戸でパクった十文字組の杉谷保夫(高橋悦史)のお礼参りで女房の真穂(大谷直子)を奪われてしまう!



藤本義一原作で松竹らしくない過激な作品です。



西野剛(原田芳雄)

暴力団十文字組に上司の大西警部(神田隆)を殺されたとはいえ、女房を奪った杉谷憎しで杉谷を追う。



過激な正義感ではなく、私怨で杉谷を殺そうとし、「ついで」に十文字組の人間を殺す、やさぐれ刑事です。



その上、濡れ場シーンは全て原田さんが担当するんですね。





西野真穂(大谷直子)

自動車セールスで近づいた杉谷保夫(高橋悦史)に騙されて北海道から九州迄連れ回されたうえ、「ブルーフィルム」出演からパン助までやらされる役を熱演





杉谷保夫(高橋悦史)

神戸でパクられた恨みを西野警部補の女房を奪う事で晴らします。

しかし何故か大谷直子さんとの濡れ場シーンはありません。



津軽海峡を渡る高橋悦史さんと大谷直子さん
何だか二人が駆け落ちしてるようなシーンです。





今回は鉄道シーンが満載



キハユニ26形気動車

今は亡き本州最北端駅の大畑駅





ED75形電気機関車





小倉駅の列車掲示板

特急「有明2号」と特急「明星7号」





583系特急「有明2号」の普通座席に座る原田さん



原田さんは大の鉄道ファンだったそうで、このシーンは嬉しかったでしょうね。





有明海が見える場所を走る特急「有明2号」





熊本駅に到着した特急「有明2号」





特急「有明2号」から飛び降りる原田さん。





※冒頭に松竹らしくない過激な作品と書きましたが、実は松竹は専属俳優をほとんど使わずに社風と違う作品を撮る傾向がありますね。

今回でも主役の原田さんと佐藤蛾次郎さん以外ほとんど松竹とは縁のない俳優さんで占められています。



最後にYouTubeの「やさぐれ刑事予告編」を

2分18秒後に藤本義一さんと一緒に映る渡辺祐介監督が貴重ですね。



今回紹介する作品は



1958年(昭和33年)新東宝

「女体桟橋」



石井輝男監督





あらすじ



大阪警視庁の吉岡刑事(宇津井健)が国際買春組織に潜入捜査して組織の実態を解明する。





石井輝男監督が撮った後の人気シリーズになる「地帯シリーズ」のプロローグ的な作品です。





そして今回はヒロインの筑紫あけみさん中心のブログになります。







大阪警視庁の吉岡刑事(宇津井健)



「大阪警視庁」なんてデタラメな名前を付けて!と思いましたが、戦後の一時期は実際にそう呼ばれてたそうですね。





石井輝男監督はデビュー作の「リングの王者 栄光の世界」以来ほぼ宇津井健さん主演の作品を撮り続けました。







週刊紙記者の佐田晴子(筑紫あけみ)



宇津井健さんに積極的にモーションをかけます。





筑紫あけみさんは1933年福岡市生まれ



新東宝第2期スターレットに入選しデビュー5作目の「花と波涛」で初主演

以後主役級女優として活躍しました。







筑紫さんも潜入し買春組織のダミー組織のファッションショーに出演する。





宇津井健さんと筑紫あけみさんのダンスシーン





買春組織の女ルミ(三原葉子)



お馴染みのセクシーダンス





三原さんと宇津井さん



二人はかつての恋人だった





筑紫さんと三原さん



三原葉子さんは筑紫あけみさんよりも先輩でしたが、この作品迄は完全に女優としてリードされていました。



しかし、石井輝男監督と出会いセクシー女優として覚醒しました。



この作品で女優の立場は逆転しましたね。









その他の出演者



三原葉子さんから「坊や」と呼ばれる照夫(旗照夫)



旗照夫さんは当時の人気ジャズ歌手で、石井輝男監督のデビュー作「リングの王者 栄光の世界」で挿入歌を歌っていますが、此処では俳優として出演。









コールガールのマル子(矢代京子)



新東宝では清純派だった彼女が此処ではコールガールに。





矢代京子さんは新東宝倒産直前に引退しましたが、時を経て2000年に女優復帰しました。



今でも故中川信夫監督の催しに出席しているようです。







買春組織のボス黒川(植村謙二郎)



植村さんは日活からの出演です。







事件が解決して談笑する宇津井健さんと筑紫あけみさん





皆さんもご承知のように宇津井健さんは3月14日にお亡くなりになりましたが、筑紫あけみさんは2週間後の4月1日に亡くなられました。







筑紫あけみさんは引退して数十年経っているとはいえ、死去を報道した所はありませんでした。







なので、当ブログで筑紫あけみさん及び宇津井健さんを追悼させていただきます。












今回は近鉄沿線ふらり旅の後編です。







4日朝の近鉄名古屋駅



近鉄特急の指定券購入の為大勢の乗客が窓口に並んでいました。





私は四日市まで急行、そこから普通に乗り継いで





湯の山温泉駅に到着





迂闊な事に湯の山温泉についてはよく調べていなかったので、駅前が温泉だと思い込んでいました。



何人かが温泉方向に歩いて行くので、それについて行く事に。




しかし、途中で道は登り坂ばかりになり、しかも歩道がない為温泉に向かう車が「どけ!」とばかりに通り過ぎます。








途中山や川の景色を楽しめましたがね。





小一時間程歩くと温泉旅館が見えました



国民宿舎湯の山ロッジ



湯の山温泉の温泉街からは離れていますが、どうせ混雑している御在所岳ロープウェイには乗る気はなかったので、此処で日帰り入浴する事に。






湯の山ロッジ前にある滝





ここのお風呂は500円とリーズナブルでした。


ただし露天風呂はありませんでしたが。




温泉の効能は分かりませんが、入った感触では下呂温泉に似た感じでした。




温泉お風呂から上がって昼食ナイフとフォーク



本当はざるそばが食べたかったのですが無いと言われたので、釜めしを注文。



しかし、これが出来るのに30分以上かかりました。



ようやく出来上がった





釜めし1400円也



ちょっと高いですがキジ肉入りです。





高いだけあって、お味は今まで食べた釜めしの中で一番です。




湯の山ロッジでゆっくりくつろいだ後、帰りは下り坂なので、ゆっくり歩いて湯の山温泉駅へ。





四日市駅から近鉄特急で帰る予定でしたが、指定券売り切れの為、急行に乗車。




伊勢中川駅で伊勢方面からの近鉄特急に乗ろうと思ってましたが、下車後に来た上本町行き急行がクロスシート座席だった為、これに乗り大阪迄帰って来ました。





名古屋線の急行もクロスシート座席でしたが、大阪線の列車には少なくラッキーでした。

クロスシート座席ならばこれで充分ですね





一般型の車両もトイレ付きです。



※尚、御覧の写真は3日に河内山本駅から高安駅まで乗った普通の車内です。





おまけ



これが近鉄週末フリーパス4100円

近鉄線を週末の金土日か土日月の三日間乗り放題です。

今回はGWが週末に当たった為利用出来ました。

尚、この切符は前日迄に購入する必要がありますが、全国の近畿日本ツーリストでも購入出来ます。




特急通過待ちの駅からiPhoneで高速で通過する近鉄特急を撮影


30000系ビスタカー
高安駅にて


全面がやや変形しますが、ガラケーカメラだったらブレまくりになりますね。


流石iPhoneカメラ






21000系アーバンライナー
青山町駅にて


引きつけ過ぎて画面から少々はみ出してしまいました(笑)



最後にこれ


Amazonで購入したスマホ用の充電器


フル充電すればiPhoneを3回充電出来ます。


寝台特急「あけぼの」での東北旅行の為に消費税増税前に購入しました。






LEDライト付きで懐中電灯としても使えます。

3月末迄は2280円でした。

今はどうなってるか知りません。




おわりビックリマーク










現在名古屋駅近くにあるビジネスホテル「オイセ」から書いてます。





当初予定していた寝台特急「あけぼの」による東北旅行から大幅にスケールダウンして、近鉄週末フリーパス4100円を使った格安一泊旅行中であります(笑)








出発地の阪神御影駅に近鉄特急が出現ビックリマーク
慌ててiPhoneを出して撮影したので、後追いのこんな感じですが。


つい最近近鉄特急使用の団体列車が阪神沿線を走る様になりましたね。

まぁ近鉄沿線を旅行するのでいくらでも見る事が出来ますが。



近鉄沿線に入り一つ目の駅日本橋で早くも下車

UCCカフェプラザ日本橋店で大好きなモーニングワッフルを頂きました^ ^

大阪市内にも幾つかあったカフェプラザも今では此処だけなんですね。








このパスでも利用可能な西信貴ケーブルに乗車







標高420m程の高安山に登りますが、相当な急勾配です。



対向車両とすれ違い









高安山駅舎







頂上にはかつて電車が走っていました。
信貴山鉄道旧高安山駅ホーム跡







展望台から見た大阪平野

晴れなんですが、残念ながらかなり視界が悪くこんな感じでした。





その後電車を乗り継いで三重県の県庁所在地の津駅に初めて降り立ちました。

駅近くにある津偕楽公園





広い場所ですが、観光客が行くよりも市民の公園ですね。

ツツジが咲いていたので一枚


でも三重県に入ってからは凄い強風でした台風







三重県内の紀勢本線を走っていたD51が展示されていました。



近鉄電車は三重県内に入ると滅茶苦茶遅い運転になりました。


強風のせいだと思われます。




終点名古屋の手前の駅「米野」で下車

JR東海のキハ85が止まっていました。





今日の宿ビジネスホテルオイセ








部屋の内部


寝台特急「北斗星」のロイヤルと変わらない広さですが、結構清潔ですよ。

一泊なんと2200円
名古屋駅前には格安ホテルが多くあり、札幌と双璧ですね。



お風呂もシャワールームもありますが、ドライヤーが無いのでご注意を。

私は予め調べていましたので、暫く使ってなかった携帯ドライヤーを持って来ました。



部屋から見える名古屋セントラルタワー




明日は湯の山温泉に行きゆっくり温泉に入りたいと思います温泉
今回は昨年8月16日のブログ「夜のサンテレビ天気予報」に読売テレビと朝日放送の天気予報を加えた再編集版です。


サンテレビの天気予報から

夜のムード満点の天気予報です[みんな:01]



この動画は土曜日の深夜にサンテレビで放送している「あすのお天気」で、提供はあのサウナグランシャトーです。


冒頭から何だか怪しい音楽で始まり夜の天気予報を演出していますね。


因みにこの天気予報は現在も放送し続けていますが、国鉄からJRになった際に明るいムードに内容が一新されてしまいました。


YouTubeの再生回数を見ると、兵庫ローカルのそれも知る人ぞ知る天気予報なのに54万越えとは!?

それは関西人なら誰もが知っている

京橋はええとこだっせ、グランシャトーがおまっせ音譜
「グランシャトー」のCM付きだからでしょうね。


グランシャトーのCMには梨田元監督も日ハム監督時代から出演したりしましたが、
グランシャトーはやっぱりこの動画の助平そうなおっさんなんですよね


因みにこの後の番組は「ミッドナイトシアター」というコアな洋画番組でした。



次は読売テレビから

玉姫殿提供の天気予報


これが関西で最も有名な夜の天気予報です。


BGMは「I can't give you anything but love, baby」で関西の人は皆知っているかな(笑)

これがその音源音譜



玉姫殿がスポンサーではない「エアロビクス版」もありました。




そして朝日放送の天気予報

残念ながら動画がありませんが、このBGMが大好きで夜の天気予報では№1です※個人的にね



提供は大和実業グループで、CMのバニーガールがお気に入りでした。



最後に、YouTubeの動画はありませんがテレビ大阪の夜の天気予報は、知らない演歌歌手が歌っている動画に天気予報のテロップが出ていました。


演歌歌手がスポンサー!?