リーガエスパニョーラ第3節
バルセロナ2-0アスレティック・ビルバオ
先発
FW:ペドロ、メッシ、ムニル
MF:イニエスタ、ブスケツ、ラキティッチ
DF:アルバ、マテュー、マスチェラーノ、モントーヤ
GK:クラウディオ・ブラボ
交代
後半から、マスチェラーノ→ピケ
後半18分、ムニル→ネイマール
後半33分、ペドロ→サンドロ
カンプノウにもかかわらずアウェーユニホーム。
この日のバルセロナは、カンプノウで黄色と赤の縦じまアウェーユニホーム。9月11日、この日は1714年のスペイン王位継承戦争で、独立を主張していたカタルーニャがバルセロナ市の陥落により敗北した日とのことです。
この日は「カタルーニャの日」としてカタルーニャ地方のみ祝日となっているようです。ちょうど300年だったんですね。
僕はこの辺りの歴史事情はまったく知りませんでした。僕としてはサッカー観戦を楽しめればそれでいいと感じています。
詳しくはこちらからいろいろ飛べます>高まる独立の声 バルサがホームの試合で2ndユニホームを着る理由
縦に早い。
前半は多くのチャンスを逃してしまいましたが、後半にはメッシ、ネイマールの活躍で2点取っての完封勝利となりました。
バルセロナは全体的には縦に早かったですね。ラインの高いビルバオに対して、センターバックからの裏へのパスや、ラキティッチのアーリークロスが印象に残っています。そこをムニル、ペドロが狙っていました。
縦に早いというのは、攻撃が完結するのが早いという事でもあります。チャレンジの回数が多かったです。その攻撃の終わりはもちろん相手ボール。相手にボールが渡ってそれを奪取してまた縦への攻撃。何度もこれを繰り返していました。
ポゼッションしてつくり直してつくり直してというスタイルではなかったですね。もうちょっとイニエスタを挟んでほしいなあなどと思う時間がありました。
ただ、この縦へ早い攻撃による得点の可能性は試合中常に見られました。非常に多くの得点チャンスをつくれていたと思います。ムニルは判定で不運があったんですが、3点くらい取れていたと思いますよ。そのくらいチャンスはありました。
開幕3連勝、しかも無失点という素晴らしいスタートになりましたね。ここにスアレスが加わるとどうなるんだろうと非常に楽しみです。
気になるのは、テンポの速いサッカーになっているので、選手の消耗が不安と言えば不安ですね。先制点までが長かったので、ずっと頑張る展開になってしまった感じがします。ポゼッション率はもちろん高かったですし、完封勝利という見事な結果ではあるんですが、試合を支配していたという印象はありません。今後はこの辺りがどう変わっていくのか見ていきたいです。