リーガ第27節:バルセロナ×デポルティーボ・ラコルーニャ | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

 さて、リーガエスパニョーラ第27節、バルセロナ対デポルティーボ・ラコルーニャがカンプノウにて行われましたよ。
 この試合は次のチャンピオンズリーグミラン戦を睨んで、主力を温存させた先発メンバーとなりました。シャビ、イニエスタ、ブスケツ、メッシがいない先発。僕はバルセロナをここ3年見ていますが、この主力4人が1人も先発出場していない試合を見るのは初めてかも知れません。
 その先発は、
GK:ピント
DF:アドリアーノ、マスチェラーノ、プジョル、アウベス
MF:ソング、チアゴ、セスク
FW:テージョ、ビジャ、アレクシス
となりました。

 バルセロナは2-0で勝利。久しぶりの完封勝利でした。
 
 ビジャが純粋なワントップのポジションに入り前線で駆け引き。動きが無いと見ると普段のメッシくらいのポジションまで落ちて来てボールをさばいたりしていました。惜しい得点チャンスもあり、動きはよかったですね。頼れる選手です。
 セスクは前線に飛び出して得点チャンスに絡むシーンは見られましたが、ゲームメイクという点では物足りなかったです。そのセスクの代わりにゲームメイクしていたのはチアゴでした。前半の序盤ではなかなか煮え切らないパスワークといった感じでしたが、中盤くらいからドリブルして展開するなど、パスワークの中で変化を付ける役割をだんだんと見いだしていったように見えました。危ないところでのパスミスがあり、安定感はものたりないですが、いい動きでした。
 
笑顔なしのメッシ17試合連続ゴール。
 メッシが途中出場にもかかわらず得点を上げ、17試合連続となるゴールを決めました。
 アレクシスのクロスを上手くループシュートに生かした技ありゴールでした。クロスは絶妙だったとはいえ、本当に簡単に決めましたね。生ける伝説です。
 30分程の調整の様な出場でも記録をさらに延ばす、うれしいゴール。しかし、メッシに笑顔はありませんでした。これは、チームの置かれている状況や、次のミラン戦などを見据えて、気を引き締めている様な感じでしたね。大事な試合でいい仕事が出来なかった自分を戒める表情にも見られましたが、考え過ぎでしょうか。得点はメッシ頼みになっているのが今のバルセロナの問題ではあると思いますが、やはりミラン戦はメッシの出来如何でしょう。

 今日の試合はデポルのゴールチャンスが無かったので、完封勝利もまあ当然だよね、という感じでしょうか。危なくなる前にしっかりと攻撃の芽を摘んでいたシーンもありましたが、デポルの攻撃に怖さがまったくありませんでした。
 もう少し攻撃陣の爆発を見たかった一戦でした。