さて、リーガエスパニョーラ第15節ベティス×バルセロナがベティスホーム、ベニート・ビジャマリンにて行われましたよ。
バルセロナの先発は、
GK:バルデス
DF:アルバ、プジョル、ピケ、アドリアーノ
MF:ブスケツ、シャビ、セスク
FW:イニエスタ、メッシ、ペドロ
となりました。
チャンピオンズリーグベンフィカ戦で怪我をしたメッシは先発!一安心ですね。
アレクシス、アウベスが怪我から戻ってベンチ入りというのも嬉しいニュース。
前半。
10分でセスクが故障してしまい、アレクシスと交代するというアクシデントから始まった前半。
今日のバルサのパス回しはなかなか良さそうでしたが、それに対するベティスの守備ブロックもしっかりとしたものがあり、緊張感のある立ち上がりでした。
そんな中、メッシが均衡を破ります。ドリブル突破からファーサイドに力強いシュートで先制ゴールを上げると、その10分後にもイニエスタからのヒールパスをダイレクトでファーサイドに叩き込みました。なんという決定力でしょうか。ため息ものです。
今日はこのまま得点を積み重ねられるのかと思いきや、39分、ルベン・カストロに裏を突かれ1失点。ベティスがワンチャンスをモノにしました。これによって終盤はベニート・ビジャマリンの盛り上がりが凄いことになっていました。崩されるシーンは無かったものの、ベティスペースになっていましたね。
後半。
後半始めから、プジョルに代わってマスチェラーノが入ります。プジョルは足に違和感とのこと。思わぬアクシデントによる交代が重なってしまいました。
ベティスは攻撃的なシステムに変えてきて、前半の終盤の勢いそのままに、リスクを冒して攻撃に出ます。バルセロナはゴールポストやバーに助けられるシーンが印象的でした。ベティスに1点が入っていれば、その勢いのままに逆転なんてこともあり得たのではないでしょうか。
バルセロナは当然、防戦一方というわけではなく、スペースが生まれる中でディフェンスラインの裏のスペースを狙っていましたね。ペドロが抜け出したシーンか決定的でしたが、キーパーがストップ。ペドロは動きのキレは素晴らしいんですが、なかなか最近は得点を上げることが出来ない様子。
81分にペドロに代わってチアゴが入って、そのチアゴが見せ場を作っていましたよ。メッシへの難しいパスを通してチャンスを演出していました。
このまま後半はスコアは動かず、1-2でバルセロナが勝利しました。15節を終えて14勝1分けと、リーガ記録の更新です。次節はリーガ2位につけている難敵アトレティコ・マドリードが相手ですが、このまま記録更新していってほしいですね。
厳しい試合に勝利し、ひとまず安心しましたが、セスク、プジョルの怪我は残念ですね。セスクはどうやら4週間ほどかかるようです。年内の残り3試合は無理ということになるのでしょうか。ゴール、アシスト共に結果を出しているセスクの離脱は不安要素ですね。
イニエスタ絶賛覚醒中。
今日も無双だったのはイニエスタ。メッシへのアシストもさることながら、突破からのループシュートや、広い視野でアクロバティックに左サイドのジョルディ・アルバに流したパスなどは笑ってしまうくらい凄かったですよ。もうバロンドールは彼でいいんじゃないでしょうか。